敦賀でフリーゲージトレインの実験開始。試作車も開発 | Virtual Terminal 業務日誌

敦賀でフリーゲージトレインの実験開始。試作車も開発

http://www.westjr.co.jp/press/article/2014/09/page_6164.html (会社公式)
フリーゲージトレインとは、2つの異なるレールの幅(これをゲージと言います)を自由に行き来できる鉄道車両です。世界ではスペインの「タルゴ」シリーズが有名ですが、日本でも新幹線(1435ミリ)と在来線(1067ミリ)の往来をできる電車の実用化を目標に平成10年(1998年)からJR総研を中心に開発を進めています。
今回JR西日本が実験するのは、フリーゲージトレインの「キモ」となる台車の実験で敦賀駅構内に実験線を敷設して、車輪の幅が正常に変わるか実験を行います。
試作車は今年度中に設計を始めて、敦賀での実験結果を反映させながら、平成28(2016)年に完成させて走行試験を始める予定です。
フリーゲージトレインが実用化すれば、北陸新幹線の金沢開業時に乗り換えを余儀なくされる大阪・名古屋方面からの直通させることができて、さらにスピードアップできることが予想されます。