2第三章 二ートの僕が子育てをしたら 二十一話
魔法のセールスノウハウ
「よし、ではさっそくお前らに伝授する魔法のノウハウは《ストーリーマーケティング》だ」
僕達は何のことかわからないが胸を高鳴らせていた。
「これはとても破壊力があり有効な販売手法ではあるが、習得するのは少し難しいかもしれない。またこのセールスノウハウを指導する人間によっては、大きく的を外してしまう危険性もある少し面倒なテクニックだ。
しかし、この方法はきちんと構築すれば素晴しい効果を発揮する。
高付加価値ブランドという称号を手にすることも可能。
アプローチ・プレゼンテーション・セールス・クロージングと言った通常のセールスのプロセスが一回の作業で終えるメリットもある。しかも、通常のセールスのように自らは動かなくてもだ。
従来の広告コストのような費用は掛からないメリットがあるが、脳みそはかなり使う。そしてこの方法が有効に作動すれば最小の広告コストで最大の効果が望めるようになる。なぜなら、そう簡単に誰もが使うことのできるノウハウではないからな。きちんとした手順が居る。
俺の話を聴いてきちんと学び、これから話す手順を間違えずにコツコツやれば必ず結果は出るから信じてついて来い。
次回はこの方法の手順について講義するから気を引き締めるように」
とダイゴ先生が言った。
僕達三人は何かとんでもない話を聴かされるのではないかと、手に汗を握った。
自分の価値を高める
セールスプロセスを凝縮する
コストは最小限に抑えることができる
セールス経験に乏しい僕にはまだはっきりと理解することのできない世界ではあるが、こんな僕でも頑張ればできるような気がする。
確かに、そう簡単には行かないだろう。
でも、自分を信じて歩いて行くことしか今の僕にはできない。
そう、不安もあるがそれが今の僕にできる精一杯のことだ。
コツコツ目の前のことにわき目を振らずにやること。
そうすると必ず、次の世界が僕の目の前に拡がるはずだ。
今までそうやってきたから。
(つづく)