「こだわり」が強すぎる……日常生活に支障をきたす強迫神経症 | virtuallyureのブログ

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毎日、これは絶対にしなくてはいけない!といった事がもしあれば、それに強迫性が含まれていないかどうか是非チェックしてみて下さい

 毎日、何かしら同じ事をする傾向の有無には大きな個人差がみられます。

 「毎日同じ事を繰り返すだけなんてとんでもない」と思う方もいれば、「毎日同じ事を繰り返していた方が心が落ち着く!」という方もいると思います。

 それ自体はその人の個性で、精神医学的にあれこれ言う事ではないでしょうが、もし「毎日これをしないとダメ!」という考えに強く駆られるのであれば、強迫観念や強迫行為のレベルになっている可能性もあります。

 そこで日常生活に潜む可能性がある強迫的な症状とその注意点を詳しく解説します。

■物事の手順にはどのくらい気を使いますか?

 物事の手順にこだわりやすい方は少なからずいるでしょう。例えば、歯磨きは必ず下段の左側から始まり、次に右側、そして上段……と決めている人がいたとします。うっかり順序を間違えて磨きはじめた後、それに気付いた時が問題です。

 そのままいつもと違う順序で歯磨きを完了させた場合、心が落ち着かなくなってしまうことがあります。そしてその気持ちを直したい気持ちに駆られ、仕切り直しでいつも通りに磨き直した場合、そのこだわりは少々強迫的だと言えるでしょう。

 「強迫行為」は精神医学の用語で、何か物事を行なう際、その手順あるいは方法に強いこだわりがあり、ある程度気が済むまでそれを繰り返す傾向のことを言います。… 1234 次のページへ>