ついに入手!読みたかったこの本。日本から友達に買ってきてもらいました。
わざわざ海を越えてきた割にはあ~っという間に読んでしまった(笑)。
でも、この本、一生モノかも。
うーん・・・田中角栄恐るべし!っていうか、ある意味この男、すごすぎる!
そしてなによりもこの本の著書であり、角栄氏の「2号さん」であった辻和子さん、
この人が一番、すごい!すごすぎる!
辻さんが角栄氏と知り合った時には既に角栄氏には妻子があったが、
芸者だった辻さんの『旦那』になる。
だけどその他にも神楽坂(角栄氏の遊び場。辻さんのお仕事場。)に既に囲ってた芸者がいたり、
秘書の女性とも子供がいたとか・・・
辻さん自身にお子さんが出来てから、角栄氏の奥様から疎遠にされたり・・
(もともとは結構仲が良かった。考えてみたら奥様が一番辛い立場だよなぁ)
それでも辻さんは「お父さん(角栄氏)」を慕い、支え、2人のお子さんも育て上げる。
「男って結局フラフラ浮気する」・・そうなんだけど、角栄氏はちょっと違う?気がした。
角栄氏は奥さんはもちろん、辻さんも精神誠意愛していたように思える。
まー、お金があるからできるんでしょ?(お金の問題がすべてじゃないけど・・)ってトコもあるけど。
辻さんもその他の方々も(本当は何人、『2号さん』がいたんだろう?)、
「なんだかんだ言っても私は愛されている」っていう実感があったんだろう。
そういうふうに思えるくらい、大切にしてくれる。それもまっすぐに。
角栄氏、ずるいといえばずるいが、ある意味賢い。
なにも私がいまさら男の浮気を正当化するのもおかしいが(笑)。
悪いけど、うちの彼、まだまだだね~。器が小さいぜよ。
悔しかったら私が不安にならないようにしてみな!って~の。
外国人の彼に「男気」とか「サムライ魂」とかいろいろ言っても
「Whaaat??」って言われるのがオチだけど、もう少し誠意ある二股(変・・)、
最終的に帰る場所がどこなのか、それぞれの女性に何を求めているのか、
スジ通せよ!思ってしまったよ。
余談;彼の母国は「金持ちは4人まで妻を娶って良し!」という暗黙の了解がある。
だから頑張って金稼いでンか?