かつて意気込んで始めました、僕の手料理シリーズ企画「KYOの料理」。
元々モノグサな性分なのと、外食の頻度が高い事、そして何より料理のレパートリーが少ない故、拙ブログに重複した献立を載せる愚を避けていた結果、こうなった次第です。
では参りましょう。
本日のお題はこちら「船頭飯」
蕪を煮崩れるまで煮込んだ味噌汁を炊きたてご飯にかけて食べる料理で、池波正太郎先生による時代劇小説『仕掛人・藤枝梅安』「梅安時雨」にて大変美味しそうに描写がされておりました。
小説通りに作っていきます。
まず、乱切りにした蕪を崩れるまで煮込むとの事。
ところが軟らかくはなっても、なかなか崩れない。
圧力鍋なら簡単でしょうが、我が家には圧力鍋が無いし。
何より江戸時代に圧力鍋は存在しないので、あえて小説の描写通りにコトコト行きます。
↑IHコンロも江戸時代には存在しませんが、家には囲炉裏が無いので、やむを得ません。
水を足しながら待つこと一時間強、蕪の姿がやっと消えましたところで、刻んだ蕪の葉を投入。
味噌を溶かし混んで

こんな感じに
蕪の姿は影も形も消えています。
これだと具無しの侘しい味噌汁に見えますが、しかして蕪のエキスが確り溶け込んでおります。
ちなみに、表面に浮かぶ細長い物体は蕪の葉です。
炊きたてご飯にかけて

ついに完成!
それでは尋常に、いざ実食。
うん、こりゃあ旨い。
見た目こそ猫まんまですが、溶けた蕪がとろみとなり、あんかけのおじやのよう。
それでは、これに鰹のタタキと日本酒を付けて池波正太郎ワールドにひたる事にしましょうか。