宮城県の方言で「はずかしい」って意味です。
今日は夜勤明け。
朝の起床介助の事でした。
95歳のおじいさん。普段はちょっと頑固なおじいさん。
利用者さんにとって一日の始まりとなる起床介助は私のなかで重要な介護のひとつです。
気持ちよくスタートしていただくために、疲労MAXだけど利用者さんに元気を分けられるくらい、最高の笑顔とパフォーマンスを心がけています。
「○○さん、おはようございます
」「今日も一日よろしくお願いしまーす。」
すると、おじいさんが
「おはよー」
「おはようって・・・おしょすいなぁ。また今日もおはようって・・・・・まだ生きてたなぁ、いつまで世話になるんだか。」
そう照れ臭そうに話されました。
私は迷わずこたえました。
「まだまだこれからでしょ、じいさん達がいなくなると俺らの仕事なくなってご飯食べられないでしょ
」「せめて100まで生きてくださいよ
」すると、大声で笑ってくださいました

今日のモーニングケアは成功です。
そして、またひとつ学ばせていただきました。
私達は当たり前のように迎えている朝も、利用者さんには特別なものなんだと。いつ来るかわからない最後の時を意識しながらの生活のなかで迎える朝の瞬間。
安心感と不安、そして申し訳ないと言う感情。
これからの起床介助は
「生きている実感」
「存在意義」
「生きていていいんだ、生きるんだ」
を感じていただけるような介助にしたいと思いました。
じいさんは、今日も元気に朝食を召し上がり、いつものようにトイレにこもり、その後元気に体操をされていました

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