今回ご紹介いたしますのは、にじさんじ所属の医療系VTuber健屋花那さんが、クイズ大会の待機場所で、同じくにじさんじ所属の樋口楓さんの行動に驚いたエピソードです。

健屋さんがクイズ大会に参加した際、あまり広くない待機場所に出演者全員が集まっている状況でした。健屋さんを含む同期3人組は一番後輩だったため、先輩に譲るべく、椅子を取らずに床に座っていたそうです。


部屋には健屋さんと面識のない人が大勢いました。健屋さんの同期のシェリンさんと早瀬さんは、ずっとゲームの話をして他の出演者と盛り上がっていて、健屋さんはその話についていけませんでした。

別の知り合いは企画に携わっていて別室にいたり、グループで菓子を食べたりしていました。そんな中、健屋さんはソファーの縁に腰掛けていた夕陽リリさんの近くにいたそうです。
 

 



リリさんは健屋さんに大変優しく接してくれたらしく、健屋さんはリリさんの隣で犬のように座っていました。健屋さんは、自分が犬だったらリリさんの事を飼い主だと思っていたと語っています。

月ノ美兎さん、樋口楓さん、静凜さんのJK組は、近くの屋台で食べ物を購入していました。樋口さんは串に刺した肉を、静凜さんは飲み物を、月ノ美兎さんはバーガーを食べていましたが、月ノさんはバーガーの肉をぼろぼろと落としていました。


健屋さんは、大先輩のJK組と話したことがなく、挨拶もできていない状態でした。にじさんじには、新人が一定の基準を満たすまでは先輩に話しかけてはいけないというルールがあり、先輩から声をかけられるまで会話してはいけないそうです。

健屋さんが挨拶すると、3人とも優しく応対してくれました。しばらくして黛灰さんと夢追翔さんが企画の説明を始めましたが、その間も月ノさんはバーガーの肉をぼろぼろ落とし続けていました。





健屋さんは、月ノさんの事を可愛い人だと思いました。そんな上の立場の人に可愛いなんて、言っていいかわからないけどめちゃくちゃ可愛かったと言います。

凄い人なのにほっとけない感じがして、健屋さんは持っていたウエットティッシュを「どうぞ使ってください」と声をかけました。その時、樋口楓さんは月ノさんの落とした肉をサッと拾いました。


健屋さんが、さすがJK組、関係性が尊いと思っていたら、樋口さんは下に落ちた肉をそのままヒョッと口に入れました。

健屋さんは、医療従事者としての立場から、床に落ちた肉を食べた行為を注意したい気持ちがあったそうです。心の中で「ダメだよ、ダメだよそれ。衛生面でよくないよ」と思っていました。
 

 



樋口さんは平然と落ちた肉を食べていました。周りの人々も驚いた様子でしたが、樋口さんは次に落とした肉も同様に拾って口に運んだそうです。健屋さんは目をパチクリさせて「これが当然なのか」と戸惑っていました。

それを見ていた加賀美ハヤトさんが、「そういうのすごく好感が持てます」と言い出し、自分も言われれば同じことをすると言いました。コメント欄では困惑の声が広がっています。


その部屋は土足ではなくスリッパに履き替える場所で、掃除が行き届いていたことから、健屋さんは「まあいいか」と思いつつも、「常識が覆る瞬間だった」と振り返っていました。

医療従事者として注意したい気持ちと、にじさんじの大先輩に接していると言う緊張の間で、戸惑う健屋さんのエピソードでした。健屋さんが「まあいいか」と思ったように、新人は少しずつ環境に染められていくのでしょうね。