今回ご紹介いたしますのは、にじさんじ所属ライバーであるオリバー・エバンスさんが、日本語と英語の発音の違いについて解説する動画です。

オリバー・エバンスさんは、2021年にデビューした同期の4人と共に、異世界のエデンから転送機で日本にやって来たと言うバーチャルプロフェッサーで、ファンからはオリバー教授と呼ばれています。


オリバー教授は、日本語と英語のバイリンガルであり、子供の頃に英語圏に住んでいました。また、大学生の頃には英語圏に留学していた経験があります。

視聴者から英語の「a」の発音についてのコメントが付いたことで、オリバー教授の英語の発音についての講義が始まりました。
 

 



オリバー教授は一般的に「a」の発音は「あ」ではなく、「あ」に小さい「ゃ」をつけるべきだとアドバイスしています。

オリバー教授は、「a」の発音について、日本語で表記すると「あゃ」となり、ちょっと濁った音で、「あ」と「え」の中間のような音になると説明しています。


彼は日本語と英語では母音の発音が異なると指摘し、自分が母音の発音が弱いのはそれが原因だと述べています。

また、「e」の発音も日本語の「え」と微妙に異なるようで、その発音は説明しづらいとのことです。





オリバー教授は、英語には音を飲むような発音や語尾が消えるといった特徴があり、絶対ではないが、語尾が子音で終わるパターンが多いと述べます。

彼は「you」の最後の「ウ」は、日本語の「う」ではなく、ゲップが出たときの音に近いと表現しています。


これに対し、視聴者はコメント欄でニャンちゅうの物まねをします。

教授は「u」の音が「う」ではなく「ヴ」であり、aiueoの発音が「アャ、イ"、ヴ、エ"、オ」になると説明しています。
 

 



オリバー教授は、aiueoの中で「オ」の発音が一番日本語と英語で近いと述べています。

彼によれば、「オ」の発音はほぼ同じであり、その発音は若干ウォに近く、woにならない程度であると説明しています。


教授が英語のaiueoの発音を披露すると、視聴者からは「教授がアフラックのアヒルの物まねが上手い理由が分かった」といったコメントが寄せられます。

オリバー教授は、母音の違いだけでなく、もう一つ日本語と英語を話すときの大きな違いを解説します。





彼によれば、日本語では口の形を先に作り、それから音を出す傾向があります。

英語では単語が子音で終わり、次の単語が母音で始まる場合は、そのまま音がつながると述べています。


具体的な例として、「send it」は「センドイット」ではなく、「センディット」になることを挙げています。

英語は日本語とは対照的に口から先に音が出て、音を出しながら口を動かすとの説明をしています。


オリバー教授は、自身が要所で口が回らなくなり、発音が悪くなることがあると語り、

その原因が日本語と英語の発音の違いではないかと、発音学の先生から指摘されたことを共有しています。


コメント欄では、英語を学んだ経験のある人たちにより、発音とリスニングを習得するために効果的だった方法が共有されています。

また「熱心に勉強する気でる」「初めて英語の勉強が楽しいと思った」と言う意見も寄せられ、オリバー教授の講義が視聴者の学習意欲を高めるのに役立っているようです。