今回ご紹介いたしますのは、月ノ美兎さんがChatGPTに「絶対に作ってはいけない」と言われた料理を作る動画です。

毎日毎日しょうもないことをChatGPTに問いかけて、知識を蓄えていた月ノさん。


ある日「キャベツを使った絶対に作ってはいけない料理は何か」と問いかけたところ、本当にレシピとして使えそうな回答が返ってきました。

レシピに再現性が高いと感じ、実際に作ってみたいと思った月ノさんは、今回の企画を考えました。
 

 



今回の動画では、AIが考案した絶対に作ってはいけない料理3品を、月ノさんが実際に作って試食します。

作る料理はキャベツのアイスクリーム、みかんとトマトのピザ、スイカとアンチョビのスープの3品です。


月ノさんは「化け物が人間の真似をして作ったフルコースのようでいいですね」と言いながら、早速調理に取り掛かります。

一品目はメインのみかんとトマトのピザを作ります。調理シーンは普通の料理番組みたいです。





みかんとトマトのピザが完成しました。月ノさんは「見た目もいいし滅茶苦茶いいにおいがする」と言っていますが、動画で見ていても普通にきれいだし美味しそうです。

2品目はスイカとアンチョビのスープです。先ほどのピザと比べて見た目がグロテスクで、危険な雰囲気が漂います。


キャベツとミカンの料理はChatGPT3.5が考案したものであり、スープ料理はChatGPT4が提案したものですが、

やはり性能の高いAIの方が作ってはいけない度の高いレシピを考えることができるのでしょうか。


3品目はデザートの、キャベツのアイスクリームです。これは普通に美味しそうです。

砂糖と生クリームで味が整えられているので、この作り方をすれば、大概のフルーツや野菜はおいしいアイスクリームになるのではないだろうかと感じました。


実食タイムが始まりました。最初に挑戦したのは「みかんとトマトのピザ」。見た目や香りは良く、味も美味しいようです。

パイナップルピザに似ているようで、みかんの甘みが強く感じられます。





月ノさんはパイナップルの乗ったピザも、パイナップルの入った酢豚も、みかんの入ったサラダもすべて好きだそうで、このピザも好みの味に仕上がっているそうです。

ただし、欠点があるとすれば、水分量がやや多いと指摘しました。少し工夫すれば新しいメニューとして通用しそうですね。イタリア人に見つかったら怒られそうですが。


次に試食するのは、一番不安要素の強い「スイカとアンチョビのスープ」です。見た目の時点で他の2品とは違い、美味しくなさそうな感じがします。

まず、スープだけを飲んでみた感想は、めちゃくちゃ甘い。甘い味噌のような味がするようです。


これだけ聞いたら悪くなさそうですが、次にスイカを食べてみると、かなり苦手な感じになっていたようです。

スイカのシャキシャキさが失われ、あったかくてモニョモニョして噛んだら魚の味がするそうです。


スープだけなら悪くなさそうなので、スイカの実を残さずにスープだけで食べると美味しそうな気はするのですが、

月ノさんのテンションが駄々下がりになってしまいました。





最後に試食したのは「キャベツのアイスクリーム」です。これは調理シーンも完成品も普通においしそうでした。

一口食べた月ノさんは目を見開いて、「おいしい!」と言います。まるでご当地アイスみたいだそうです。


調べてみると、本当にご当地アイスとしてキャベツのアイスクリームはあるそうです。アイスは美味し過ぎて一瞬で食べ終わってしまいました。

一方で、「スイカとアンチョビのスープ」は食べきることができず、何日かかけて食べることになりました。


私はこのスープ、カレーに入れたら何とかなるんじゃないかと思います。カレー粉はすべてを解決します。

結局、AI考案の作ってはいけない料理は三分の二が当たりだったと言う結果になりました。


やはり、ChatGPT4の考案した料理が一番ヤバかったという結果になりました。この実験を通じて、高性能なAIはダメな案を出す方向でも的確な答えを出すと確認できました。

この先、にじさんじのコラボカフェやイベントなどで料理を提供する際には、こうやってメニューを考えるのも面白いかもしれませんね。