Adoさんのシングル曲「唱（しょう、Show）」は、2023年9月6日にVirgin Musicからデジタルリリースされました。
「唱」は、2021年4月の「踊（おど、Odo）」以来、約2年5ヶ月ぶりにリリースされた楽曲です。この曲は、インド音楽風のエキゾチックなビートが特徴です。
楽曲はBillboard Japan Hot 100で首位を獲得し、オリコンでもデジタルランキングとストリーミングランキングで1位を記録しました。
さらに、YouTubeでのミュージックビデオも多くの視聴回数を獲得しました。
作詞はラッパーのTOPHAMHAT-KYO（トップハムハットきょう）さんが、
作曲・編曲は音楽プロデューサーのTeddyLoid（テディロイド）さんとボカロPのGiga（ギガ）さんが手がけました。
ジャケットとミュージックビデオのイラストは、イラストレーターのヤスタツさんによるものです。
ミュージックビデオの編集は、映像作家TOHRU MiTSUHASHiさんが担当しており、「死後のダンスフロア」をテーマにしています。
Adoさんはこの曲の歌唱難易度に言及し、過去の作品と比べても一番難しいと語っていて、ボイストレーナーのおしらさんとのコラボ動画で自ら歌い方を解説しています。
この曲はユニバーサル・スタジオ・ジャパンのハロウィンイベント「ハロウィーン・ホラー・ナイト」とのコラボレーション楽曲です。
ダンスショー「ゾンビ・デ・ダンス」の主題歌に起用されており、今年以降もハロウィンイベントで使用される予定です。
ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの公式サイトでは「ソンビ・デ・ダンス」の振付動画も公開されています。
ハロウィーン・ホラー・ナイトは、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンが毎年開催しているハロウィンイベントです。
昼は子供向けのパーティーが行われ、夜はホラーナイトや期間限定のホラーアトラクションが楽しめます。
ユニバーサル・スタジオ・ジャパンのハロウィンイベントでは、ホラーをテーマにした様々なエンターテイメントが提供されます。
特に、「唱」に合わせてダンサーが扮するゾンビたちが踊る「ゾンビ・デ・ダンス」は大人気となりました。
「ゾンビ・デ・ダンス」は、ゾンビたちのストリートダンスパフォーマンス「ストリート・ゾンビ」や、
オリジナルキャラクターのクマ型ゾンビ「ハミクマ」が主役のダンスパーティなど、様々なイベントで楽しむことができます。
「ゾンビ・デ・ダンス」はSNS上でも広まり、特にTikTokでは「ゾンビ・デ・ダンス」に関連する動画の総再生回数が1億回以上となりました。
また、「唱」をBGMとして使用した動画が人気となり、TikTok上で総再生回数が23億回を達成し、TikTok上における楽曲人気を測るチャートで1位を獲得しました。
ユニバーサル・スタジオ・ジャパンのハロウィンイベントでは、2022年に終了した「ラタタダンス」から踊りが一新され、「唱」のダンスが導入されました。
USJ公式TikTokでダンスレクチャー動画が投稿され、著名人も参加してさまざまな楽しみ方が展開されています。
動画投稿ではゾンビの動きを観察したり、推しゾンビに関する投稿も多く、観客がゾンビと一緒にダンスする様子も見られます。
友達同士での踊り、子どもたちが仮装して楽しむ様子なども共有されています。簡単で楽しい振り付けが「ゾンビ・デ・ダンス」の人気の一因となっています。
2023年の「ゾンビ・デ・ダンス」は、9月8日から11月5日まで開催され、ハロウィン期間の夜にはゾンビたちと一緒にダンスが楽しめました。
このハロウィンイベントは、多くの人々が参加し、USJ内外で楽しいブームとして広がりました。
2023年の「ゾンビ・デ・ダンス」では8種類のゾンビが登場し、各種類ごとに異なる場所でダンスショーが行われました。
また、2023年からコロナ対策のための制限が撤廃されたため、参加者は思い切り楽しむことができるようになりました。
ハロウィーン・ホラー・ナイトは年齢制限があり、未就学児は参加不可で、小学生は大人同伴が必要です。
ホラーが苦手な人のためにゾンビの出ない「セーフティ・ルート」が用意されているなど配慮がされています。
ハロウィン期間中は、18時から登場する通称ストリート・ゾンビがパーク内を徘徊し、ダンスを披露します。終盤には、来場者も一緒にダンスを楽しめるのが特徴です。
USJのハロウィンイベントは毎年ハロウィンのシーズンになると開催されます。来年の「ゾンビ・デ・ダンス」でも、参加者たちに新たな驚きと興奮をもたらすことでしょう。
