弦巻マキは「Music Maker」のイメージキャラクターで、架空のバンド「jamバンド」の一員です。
2007年12月21日に、Music Makerシリーズのキャラクターとしてデビューしました。
Music Makerは、ドイツのMAGIX社による音楽制作ソフトのシリーズです。
jamバンドのキャラクターたちは、Music Makerの日本版、数量限定の特別パッケージに描かれました。
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— 弦巻マキ公式 (@maki_gyungyun) September 28, 2023
jamバンドは、Music Makerがボーカロイドの楽曲を作るために使用されることを想定して、初音ミクのバックバンドをイメージして作られました。
弦巻マキの声優は民安ともえさんと、田中真奈美さんで、イラストは梅谷阿太郎さんが担当しています。
2010年11月12日に株式会社AHSにより発売された音声合成ソフト、「VOICEROID+ 民安ともえ(弦巻マキ)」のパッケージキャラクターとなりました。
弦巻マキはVOICEROID化された際に、製品名が「VOICEROID+ 民安ともえ(弦巻マキ)」となっており、
どちらがキャラクター名で、どちらが声優名かわかりにくく、ユーザーの間で混乱を招きました。
この製品は、民安ともえさんのファンに向けて発売されたものであるため、この表記になったという説があります。
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— 弦巻マキ公式 (@maki_gyungyun) September 26, 2023
おまけボイスではキャラクターらしい高い声であり、弦巻マキとしての声でしたが、
VOICEROID向けに収録された音声は、民安ともえさんの地声に近い声であり、おまけボイスよりも低い声になっています。
VOICEROIDとしては、ゲーム実況などで広く使用され、特に結月ゆかりとのコンビがよく見られます。
結月ゆかりは、同じ株式会社AHSから販売されている、VOICEROIDでありVOCALOIDです。
2021年6月18日には、CeVIO AIによるトーク用ライブラリ「CeVIO AI 弦巻マキ トークボイス」と、
Synthesizer Vによるソング用ライブラリ「Synthesizer V 弦巻マキ AI コンプリート」が発売されています。
「Cevio AI 弦巻マキ トークボイス」と「SynthesizerV AI 弦巻マキ」以降の商品は、声優が民安ともえさんから田中真奈美さんに変更されました。
2024年にはVOICEPEAK版の発売が予定されていいます。
声優が変更となった経緯は、民安ともえさんが所属していた事務所からの、継続辞退の申し入れがあったと言う事です。
民安ともえさん版のVOICEROIDの販売は、声の変更後も継続されています。
弦巻マキはバンド内ではギターを担当し、愛器はFender Japanのムスタングであり、「むすタン」と呼んでいます。
彼女はjamバンドのリーダー的存在です。父親との二人暮らしで、父親の得意料理である味付け卵が大好きです。
口癖は「ぎゅんぎゅん行くよー!」で、誕生日は9月15日で星座はおとめ座です。
血液型はA型で、年齢は非公開ですが、高校3年生であると公式に設定されています。
身長や体重は非公開で、好きな食べ物はラザニアです。嫌いな食べ物はありません。
好きな色は赤で、好きな動物はいきもの全般。好きな歴史上の人物はマザー・テレサです。
苦手なものはダジャレ。趣味はスポーツ観戦と、映画鑑賞、読書です。好きな映画は「Streets of Fire」と「ダンシング・ヒーロー」です。
母とは幼少期に死別しており、父は喫茶店のマスターで、元々はバンドマンでしたが、マキが生まれた時にバンド活動をやめ、喫茶店を開業しました。
公式設定では彼女のイメージカラーは赤色ですが、同じ赤色モチーフの琴葉茜との重複を避けるためと、
髪の色が黄色であり、一部公式イラストで黄色いリボンのついた学生服を着用していることから、二次創作では彼女のイメージカラーは黄色として扱われることが多いです。