架空で書くぅ -550ページ目

り      ん      ご


腐った林檎=I=価値

冷蔵庫の奥で忘れられたりんご。

後はしなびて朽ちていくばかり…

もう本来の価値なんてない。



気が付かれたときにはゴミ箱行き。

色鮮やかに艶やかに光り

おいしそうな香りを漂わせていたのはいつのこと?

いびつに歪んで、怪しい匂いを漂わせている。

もうおいしそうな部分なんてひとつもない。

だけどまだそこにある。


チラっと冷蔵庫を覗く。まだ大丈夫そうかも…!?

そう…そう思ってとっておいたのだ。

本来、ものすごく好きというわけでもないから、

そのうち食べようとおもって時々確認していたものの

食欲をそそることもなかったので忘れてしまったのだ。


そうしているうちにどんどん腐った。

腐れば腐るほど、どうでもよくなる。

もう片付ける事さえ面倒だと…。