こんばんは。
昨日の朝日新聞の青のbeの紙面「再読 こんな時こんな本」のコーナーで、
就活生に薦めたい本のトップバッターで『働くことがイヤな人のための本』
(中島義道著)が紹介されていました。
- 働くことがイヤな人のための本―仕事とは何だろうか/中島 義道
- ¥1,470
- Amazon.co.jp
かつてふらりと立ち寄った古本屋さんでこの本を見つけ、なんとなく読んだ
けれど、あまりピンとこなかったなあ、と思いながら自宅の「捨てる本!」に
仕分けしてあるダンボール箱を開いてみたら、やはりこの本がいました
早速読み返してみても、やはり私には理解できないところが多いのですが、
著者は「大半の人が努力しても成功できない現実があるが、この理不尽を
しっかりと見据えて生きていくしかない」ということを繰り返しおっしゃっています。
今回私が焦点をあてたいのは、著者がおっしゃりたい哲学的な思考の領域
ではなく、著者自身が相当な引きこもりであったにもかかわらず、30代で
はじめて社会に出て、現在は大学教授や作家として活躍されているのだから、
そのプロセスを読んでいただくと、今引きこもりで苦悩している方たちの参考に
なるところがあるのではないか、という勝手な推測です。
毎日布団の中で社会に出たくない、人と関わりたくない、死ぬ勇気もない、死んだ
ように生きていくしかない、でも、このままではいけない、と布団の中でぐるぐると
思考をし続け、苦悩しています。
散歩してみる→電車に乗ってみる→面接に行ってみる→回復に1週間寝込む、
というような「リハビリ」を繰り返し、とうとう、塾の講師という職に30代でつきます。
その著者がやはり働かないと何も分からない、頭で考えていてもだめだよ、と
おっしゃています。そして、今でも人が多く集まるところは嫌いだ、といいながら、
社会生活を送っています。
うまく言えませんが、簡単にいうと「だめなものはだめなまま行動する」ということ
ではないかな、と思います。
社会に出たら人とうまく付き合い、仕事の能力も発揮し、人にも認められ
なければいけない、など完璧なイメージでいこうと思わず「人が苦手だなあ。」
と思いながら黙って働くなど、
「だめなまま」やれることのほうがすごいのではないでしょうか。
それができれば苦労しない、と言われそうですが、完璧を求めて何もできない
よりも、不完全な自分のままいろいろな体験を通して自分を知っていくほうが
豊かに生きられるのではないでしょうか。
一人でも多くの方が豊かに生きられることを心から願っています。
日本社会復帰大学 、大学生スマートパスポート では4月からの
出願受付中です。
出願にあたり不明な点などございましたら、お気軽にお問い合わせ
ください。たくさんの方のご応募をお待ちしております。
最後までお読みいただきありがとうございます。
