儚く短い命と知り
それでも壮絶に生きた

君と出会い
幸せと感じられる時を過ごした
もっとそばにいたいと心から思えた


今、ここがどこか分からない
薄れる意識の中
ただ朱い月が見える

目を閉じる力もない

そして僕を招くかの様に
地獄から聞こえてくる鬼の声が
鼓膜を引き裂く

この身体からボクが離れようとしてる
記憶と共に

死にゆく時

最後に願った
君のそばにもう少しだけ…