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virt_flyのブログ

フライトシミュレーターソフトのFlightGearで仮想飛行を楽しむブログです。

これじゃあテロだよ

 

非人道的不法がまかり通ってよいものか

 

ハマスの急襲から1年。戦争が中東全体に広がることが懸念される事態となっています。

 

ハマスを擁護するつもりはありませんが、イスラエルとて決して擁護できるものではありません。自分は、長年一方的にパレスチナ人を追い出して不法に入植地を拡大、入植者たちにパレスチナ人の村を襲撃させておきながら、よく他人のことは言えたものです。

 

ハマスの攻撃と連れ去られたイスラエル人の救出を口実としたその後のイスラエルのガザ侵攻は、軍事力にものを言わせた人質救出そっちのけのパレスチナ人へのジェノサイド、民族浄化の様相を呈しています。ホロコーストの犠牲者であったユダヤ人がすることかと悲しくなります。

 

しかも、敵対するヒズボラのメンバーの持つ、ポケベルやトランシーバーに爆薬を仕掛け、一斉に爆発させるという攻撃も実行しました。

 

ヒズボラが、スマホを使うことで情報が漏れるのを避けるために代わりの通信手段としてポケベルなどを採用するという情報を、イスラエル側が把握し、かつ爆薬を仕掛けたポケベルをヒズボラに使わせることに成功したわけですから、その手際には驚愕させられます。

 

ポケベルという民生品を利用した攻撃は国際法に反しており、今や見境なく標的の周囲に居合わせた住民を巻き添えにしてはばからないネタニヤフ政権の非人道的所業は、テロリストとなんら変わるところはありません。テロリスト国家に堕したと自ら示したと言えます。

 

こうした暴挙がまかり通るようでは、世界の平和にとり由々しきことです。パレスチナ人を迫害するイスラエルを長年支援し、その姿勢はダブルスタンダードだと揶揄される米国の責任も重大です。

 

米国の学生たちは、ガザ戦争に抗議していち早く立ち上がり、イスラエルでビジネスをしている企業やイスラエルの組織と取引をしている企業は、現在進行中のガザへの戦争に加担していると指摘し、それらの企業に投資している大学も同様だと主張しました。えらいですね。学ばねばなりません。

 

わが国では、防衛省が攻撃型ドローンの大量取得を計画しており、実証試験の契約ではイスラエル製が過半数を占めているとか。いかがなものか。国際司法裁判所(ICJ)はすでに2月に、イスラエルに対してガザ地区でのジェノサイド行為を防ぐあらゆる手段を講じることなどを求める暫定措置命令を出しています。

 

アップデートという名のテロ

 

テロといえば、以前Windowsのアップデートはテロだと書いたことがありました。Windows10とデュアルブートのUbuntuが起動しなくなったのでした。パソコンはDellのXPS15 9560でのこと。

 

マイクロソフトに政治的な動機があろうはずはなく、定義的に厳密にはテロとはいえないわけですが、不特定多数すなわち一般人が対象となり、企業国家という言葉が成り立つならマイクロソフトなんてその最たるもののなせる業であったわけで、被害のあまりこれじゃあサイバーテロだよと言いたくなってしまったもの。

 

バイトテロだなんて言葉が使われたりするのですから、言ったって良いですよね。

 

実は、今回立ち上げっぱなしにしていたWindows11パソコン、HPの Spectre X360 Convertible 13で、いつの間にか電源が落ちており起動しなおそうとしたところ、エラーが表示されてデュアルブートのUbuntuが起動しなくなっていたのです。

 

更新プログラムが自動実行されたのでしょう。「Verifying shim SBAT data failed:Security Policy Violation Something has gone seriously wrong:SBAT self-check failed:Security Policy Violation」が表示され(冒頭の写真)、デュアルブートのUbuntuが起動しなくなったのは、Windows11のバージョン22H2の更新プログラムの既知の問題だったようです。

 

Secure Bootを無効にすることで、デュアルブートが復活しました。本来ならばSecure Bootを有効にするところまで復旧作業をすべきところなのですが、失敗すると面倒なのでそこまではしませんでした。念のためにメモに残すことにしました。

 

後生だからアップデートテロは堪忍してください。

↑Ktatsuさんの手になる関東カスタムシーナリーの湘南の風景。航空機はThunderbirds塗装のT-38

関東カスタムシーナリーを飛んでみる

 

フライトシミュレーターであるFlightGearの仮想世界の日本に、あらたなカスタムシーナリーが加わりました。Ktatsuさんによる関東カスタムシーナリーです。

 

日本のサイトへの投稿によれば、植生図を利用したシーナリーが、あらたに首都圏の1都6県が含まれるエリア

に広がることになります。

 

植生を反映したシーナリーは、ある意味地域をリアルに示すことに成功しており、大いに魅了されてきましたから、関東カスタムシーナリーへの期待も高まります。

 

さっそく関東カスタムシーナリーをインストールし、飛んでみることにしました。

 

如何せん、関東エリアには住んだことがなく、一時立ち寄るくらいがもっぱらなので、この地域を良く知りません。気の利いたことは言えそうにないし、下手に恥をさらすことを思えばコメントは控えた方がよさそうです。

 

とは言え、さんざん恥をかいてきておいて何を今更です。次の2つのスクリーンショットをご覧ください。①が関東カスタムシーナリー、②が通常のシーナリーで、大体同じ位置から見下ろした東京です。

 

両者に明白な精度の違いが見られ、①は精細で②は雑なのがなぜかは、恥ずかしながら不勉強なためにわかりませんが、注目してほしいのは画像の右下、皇居にあたる部分です。②ではグレーの円形様にすぎないのに、①ではフォトシーナリーとはまた違うもののリアルさのある地形が出現しています。植生の反映の効果がよくわかります。

 

↑①関東カスタムシーナリーの東京

 

↑②通常のシーナリーの東京

 

付け加えると、カスタムシーナリーでは、レインボーブリッジや東京タワーなどのランドマークが現れないのはなぜでしょう。

 

次の画像は、関東カスタムシーナリーの江ノ島です。湘南は、学生時代の友人がいて大磯ロングビーチで遊んだことや、弟家族が藤沢に住んでいることから、身近に感じる場所です。蛇足ですが、通常のシーナリーには確か江ノ島は存在しなかったはず。

 

↑江ノ島

 

都会では、地表がコンクリートで固められているために、植生のあるところが島のようにくっきりと見えます。それだけ植生が少ないということなのでしょうが…。

 

おまけは、犬吠埼。こうした地形がどのようにしてできたのか気になり、惹かれる地形のひとつです。

 

↑犬吠

 

 

↑Raspberry Pi OS上のFlightGear開発版の起動中の画面

 

スクリプトコンパイルでインストール

 

前回のブログでは、Raspberry Pi 5にFlightGearをインストールしたことを書きました。FlightGearのバージョンは、2020.3.16や2020.3.18という安定版でした。

 

安定版では、陽光を浴びた機体がつくる影の再現のためにはRembrandtを用いますが、その場合、Raspberry Pi 5ではRaspberry Pi OS(FlightGear2020.3.16)、Ubuntu(同2020.3.18)とも、空以外には航空機も何も表示されないという不具合が生じました。

 

FlightGearの開発版である2020.4.0では、Rembrandt機能が選択肢から消えたかわりに、Rendering Modeで選択するALS(Atmospheric Light Scattering)ではデフォルトで機体の落とす影が再現されるようになり、Low Specficationsを選択する際は同時にUse Shadersを指定すると影が再現されるようになっています(注1参照)。そうなると、開発版では、不具合が起きないのかが気になるところです。

 

■Raspberry Pi OSへの開発版のインストール

 

UbuntuでのFlightGearのインストールには、もっぱらSaikrishna Arcotさんが提供されているPPAのお世話になっていますが、開発版用(Daily)は現在はインストールに失敗する状態が続いており、しばらくは更新されるのを待つ必要があります。

 

そこで、今回はスクリプトコンパイルでRaspberry Pi OSに開発版をインストールすることにしました(注2参照)。Ubuntuで以前よく利用したBrizaさんのdowmload_and_compile.shを使います。

 

bashで実行するだけで、時間は要しますがFlightGear2040.4.0がインストールできました。

 

■FlightGear開発版に描画の不具合

 

早速起動して試したところ、Rendering ModeでALS(Atmospheric Light Scattering)を指定した場合もLow Specficationsを指定した場合も、いずれも安定版で生じた空しか表示されず機体が表示されないといった不具合は起こりませんでした。

 

↑地表が縞模様の不具合が発生したRaspberry Pi 5上の開発版

 

もちろん、起動に成功するにはAnti-aliasingは4x以下にしておく必要があるのと、機体のコントロールが結構難しいところに変わりはありませんが、さらに悲しいことは、地表が表示はされたものの縞模様となって正しく描画されないことです。

 

リアルが売りのフライトシミュレーターが、これでは遊ぶ気にはなれません。やはり、そこそこのグラフィック機能がないとダメということですね。高い授業料でした。

 

 

注1)アメリカのサイトのCompositorのページによれば、Rembrandtは現在メンテナンスがされなくなっており、機能が重複するCompositorがすでにFlightGearのデフォルトのレンダラーフレームワークになっています。ソースからコンパイルする場合に試すことができるということで、以前当ブログでも取り上げています。FlightGearのビルドサーバーから最新のナイトリー

ビルドを試すこともできるとされていますので、開発版の2020.4.0のRendering ModeはCompositorと考えてよいのかもしれません。

 

注2)Ubuntuでスクリプトコンパイルを実行すればよいようなものですが、件のdowmload_and_compile.shではSaikrishna ArcotさんのPPAが利用されていてエラー終了してしまうようです。そのため、UbuntuにかえてRaspberry Pi OSにインストールすることにしたものです。