↑ちぎれた宮沢賢治のシルエット部分を空枠の中に入れてレジンで固め、再びぶら下げられるように修復した
はじめてのレジンクラフト
宮沢賢治のシルエットがついたメタルブックメーカーが壊れてしまって、もう随分経ちました。
岩手で開催が予定されていたさる集会が東日本震災で延期になり、後に復興支援をかねて開催された際、参加した方が土産に買ってきてプレゼントしてくれたものでした。
悲しいことに、かばんに入れて持ち歩くうちに、鋳物でできた宮沢賢治のシルエットをぶら下げる輪っか部分が壊れてしまいました。
いただいた贈り物なので捨てるのは気がとがめ、修理を試みるものの接着剤ではひっつかず、長らくしまい込んだままになっていました。
これと言った方法を思いつくわけでもないので、レジンで固めるのは大仰な気もしますが、思い切って挑戦してみることにしました。
↑レジンクラフトに用意したもの 左から、レジン液(クリア)、空枠、シリコンモールド いずれもSeriaにて
百均で購入した空枠は丁度手頃な大きさだったので、この中にちぎれた宮沢賢治のシルエット部分を入れ、透明なレジンで固めました。
レジンクラフトははじめてのことで、作り方も調べずにやったものですからいろいろヘマをしていますが、手作り感に溢れいかにも大事に修理して使っている感が出ていいんじゃないと、自分では満足しています。
何より、気がかりの一つが解消されたのは喜ばしいことです。