↑機体の表示の不具合を修正したYak-3
作業は簡単!
フライトシミュレータ−のFlightGearでは、飛ばそうとする飛行機によっては機体が表示されなかったり、動かない、パーツの動きに異常がみられる、などということが時折見受けられます。
機体の作者のプログラミングや3Dモデリングのミスと思われるものの他、FlightGearなどのバージョンアップに伴うと見られるものがあるようです。
それにしてももったいない話です。せっかく苦労してつくられた機体なのですから、ちゃんと動くようにしてやりたいものです。
前回は、機体が表示されないというとんでもな前進翼機のSu-47を直してやりましたが、今回はYak-3の不具合を直そうと思います。
・ ・ ・ <lbs>270.0</lbs> </opt> </weight> <!-- Logo and Number --> <!-- <model> <corsair> <front>logos/skull.rgb</front> <number>logos/224.rgb</number> </corsair> </model> --> </sim> ・ ・ ・ |
機体側面の一部が四角く白くなってしまう
まだロゴの問題が残っています。青と黄の飛行機様の出現は解消されましたが、Yak-3の機体左側のロゴ表示が予定されていた箇所が四角く白くなっています。
↑ロゴ用の画像ファイルがないため機体側面に白い箇所が…
機体の3Dモデルから、一部ロゴ表示用のオブジェクトを削除する必要があるのです。
●機体の3Dモデルファイルであるyak3.acからの一部ロゴ表示用オブジェクトの削除
機体の3Dモデルであるyak3.acファイルは、yak3フォルダー内のModelsフォルダー内にあります。変更がなければ、削除するオブジェクトの名称はCube.009のはずです。
3Dモデリングソフトをお持ちの方は、それを使って当該不要なオブジェクトを削除してください。
お持ちでない方は、acファイルをテキストエディターで開き、該当箇所の文字列を削除します。ただし、Cube.009と書かれた箇所が複数ありますので気をつける必要があります。
削除すべきはname "Cube.009"と書かれた部分でなければなりません。少し下にtexture "logo.png"と書かれていればOKです。したがって、当該箇所を探す際はlogo.pngで検索することをおすすめします。
削除はlogo.pngと書かれた箇所より少し戻ったところで最初にでてくるkids 0から次のkids 0までの間を削除します。念のためacファイルの当該箇所を赤字で示します。長いので途中を略しています。
※この方法は推奨されるべきものかわかりませんので、自己責任でということになります。間違いやすそうですのでacファイルはバックアップしておくか、最悪ダウンロードからやりなおしてください。
・ ・ ・ 173 0.774267137051 0.589726448059 21 0.767654061317 0.602030873299 kids 0 OBJECT poly name "Cube.009" data 8 Mesh.005 texture "logo.png" texrep 1 1 crease 30.000000 numvert 42 3.739363 -0.395016 0.448286 3.733666 -0.404075 0.45839 3.738456 -0.404075 0.457649 3.491275 -0.404075 0.210468 3.570505 -0.404075 0.476374 3.491275 -0.404075 0.485597 3.816545 -0.320048 0.385637 4.237527 -0.320048 0.385637 ・ ・ ・ 41 0.362098872662 0.00362525507808 SURF 0x10 mat 3 refs 4 40 0.387029916048 0.00362525507808 0 0.334938645363 0.0156930498779 2 0.333730876446 0.00362525507808 41 0.362098872662 0.00362525507808 kids 0 OBJECT poly name "Cube.010" data 8 Cube.010 texture "yak-3-1.png" texrep 1 1 crease 30.000000 numvert 86 0.945076 0.046339 0.383238 0.996502 0.085071 0.4083 0.996502 0.110007 0.349716 ・ ・ ・ |