↑Ubuntu23.10上のFlightGear2020.4.0
新年早々、立て続けの大災害、事故のニュースに、ショックを受けました。被害にあわれた方々の胸中は察してあまりあると思えば、悲しくなります。せめて、救出が進みこれ以上犠牲が増えないように願わずにおれません。
Ubuntu用開発版FlightGearがスタートしない対策
年末年始の機会に、Ubuntuをバージョンアップし、FlightGearの開発版をインストールすることにしました。
なんといってもフライトシミュレーターのFlightGearでは、Nightly build、すなわち開発版のFlightGear2020.4.0が好みなもので、Saikrishna Arcotさんが提供してくれているPPAを利用してインストールしています。
もちろん開発版ですから日々変更が加えられており、FlightGear2020.4.0も新しいものに時々インストールしなおすようにしています。
そうしたなかで、いつからかFlightGear2020.4.0を起動してもスタートボタンをクリックしたところで「cannot open timezone file」というエラーが表示され(画像参照)、開始ができなくなりました。
今回のFlightGear2020.4.0も、最新のものでしたがやはり同様。かれこれ2年以上もこの状態が続いています。なぜそのまま放置されているかと不思議に思います。
運良く旧開発版からコピペ
個人的には、前にインストールしていたFlightGear2020.4.0の旧いものが残っていたのが幸いしました。あたらしいものにはなくなっているTimezoneディレクトリーが残っていたのです。
このディレクトリーをまるごと新しい開発版のFlightGearディレクトリー直下にコピペすると、見事に動き出しました。
以後、これを毎回インストールのたびに使い回ししてきました。
この方法は、FlightGear2020.4.0の旧いものが自分のパソコンにインストールされて残っていたからできたことで、他の人には使うことのできないエラー対策です。旧いものをダウンロードしてきたくても、すでに新しいものに置き換えられていて、もう手に入りません。
しかも、安定版のFlightGearのTimezoneディレクトリーがコピペできれば万人が使えそうですが、これにはシンボリックリンクがはられていてこれを使うわけにはいきません。
ディレクトリー自体がなかったり、あってもシンボリックリンクがはられていたりと、この違いは何でしょう。
一般的には安定版TimezoneディレクトリーとbinをDL
せっかくなのでこの際、誰にでも使える一般的な対策法がないものか、探してみることにしました。
Ubuntuをお使いの方はすでにご存知かもしれませんが、FlightGear forum中に「Nightly not starting」というスレッドを見つけました。
そこに書かれた対策を敷衍すれば、以下のとおりです。
①Linux用のFlightGearの公式ダウンロードサイトから、安定版では現在最新のFlightGear-2020.3.19-data.txzをダウンロードし、その中のTimezoneディレクトリー部分を解凍。
これをFlightGear2020.4.0(/usr/share/games/flightgear) 下に追加します。
②timezone16.binをtzposix/timezone16.bin からダウンロードし、先のTimezoneディレクトリー(/usr/share/games/flightgear/Timezone)内に追加します。
なお、蛇足ながらこれを実行する前に、FlightGearディレクトリー内へのアクセスを許可し、読み込み書き込みを可能にしておくことが必要です。
これなら、誰もが安心して開発版のFlightGear2020。4.0をUbuntuにインストールして、楽しむことができます。

