迫られるしたいことの取捨選択 | virt_flyのブログ

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フライトシミュレーターソフトのFlightGearで仮想飛行を楽しむブログです。

 

↑文字の横スクロールがいいね! レンズの効果で文字が大きく見えるHPDL-1414ディスプレイ

 

したいことは色々あるのに…

 

■指定金額以上ですべて一括、配送が早まる Aliexpress

 

無駄遣いはやめると言いながら、円安が進みそうになると焦ってポチる悲しい性。

 

Aliexpressに注文していたものが届きました。5月24日夜に注文し6月2日に到着したので、配送期間はほぼ1週間。

 

今回は、「10日配送」という一定金額以上の注文をすると配送が早まる扱いに該当するものが2つ、非該当で7月末到着予定の1つの計3つの注文をしたところ、「一括配送」というアナウンスはなかったものの、同日に2回の配達で3つすべてが届きました。

 

梱包が2つ別々に届いたので「一括配送」ではないということなのかもしれませんが、事実上の「一括配送」です。これで2回立て続けに「一括配送」を経験したたわけで、指定された一定金額以上の購入によりすべての商品の配送時期が早まると確信に近く感じています。合理的なサービスアップで顧客の支持を取り付けようとする姿勢に、中国企業の成熟を垣間見る気がします。どこぞの国の企業のように腐敗、堕落しないよう願います。

 

届いたのはATtiny85、他。

 

まだArduino Nanoをさわり始めたばかりで何もわかっていないし、先に購入したRaspberry Pi Picoの互換機も試せていないものが残っているというのに、もう次が届いたわけです。

 

したいこと、しなければならないことなど色々あるなかで、処理が追いついていません。もとい、集中力も衰え、処理能力はガタ落ち。老化の影響が否めません。

 

老化には抗うにしても、したいことを取捨選択することなしに解消はのぞめません。

 

遠大な目標はさておき、浅薄な関心事から見直しを始めるべきなのでしょう。

 

■時計のDIYに需要などあろうはずがない

 

可愛いHPDL-1414はどうする

 

前回のブログで、Arduino IDEでライブラリーをインストールする例として紹介した可愛らしいHPDL-1414ディスプレイの使い方を考えてみます。

 

高価なニキシー管に替えて購入したHPDL-1414ですが、このディスプレイを時計の時刻表示に使うなんて、周りに時計がゴロゴロあり時間を知る手立てはいくらでもある今日、いかにも馬鹿げています。

 

とりわけ、RTC(リアルタイムクロック)を購入してまで時計にする必要があるとは思えません。今どき、時計のDIYに需要なんてあろうはずがなく、RTCの勉強は必要が生じたときやればよい。

 

しかも、HPDL−1414はアルファベットや記号を表示できるのですから、なおさらそれを活かす方向で考えるのがよさそうです。良い案が浮かぶまでは、ミニ電光掲示板にしてお茶を濁すことにしておきます。

 

 

画像は、Arduino Nanoを使いHPDL-1414に”HELLO WORLD!”をスクロール表示させたものです。前回のテーマであったライブラリーは、今回は使っていません。”Time signal at ○○:○○”と時には時報を流すのはありかも。

 

スケッチは、Harryrose / hpdl-1414-testより借用しました。はじめ、Arduinoのピン番号が何かわからず困りましたが、よく説明文書を見ると括弧してデジタルと書いてあることに気づき氷解、動かすことができました。

 

 

RTCなしで時刻表示

 

ちなみに、RTCなしでどこまで時計ができるか試してみました。

 

↑ChatGPTにプログラムを書かせたアナログ時計(一部手直し)

 

Raspberry Pi Picoを使い、OLEDディスプレイにRTCなしでアナログ時計を表示させるプログラム(Micropython)を、ChatGPTに書かせました。針の描画位置が長針、短針、秒針とも45度遅れる点を修正、円が描けないので文字盤を四角にするなどの手直しは加えました。

 

Raspberry PI Picoをインターネットに接続中のパソコンにつなげたままであれば時刻を取得できますが、問題は無線もなくFRTCも持たないRaspberry Pi Pico単独でいかに時を刻ませるかです。

 

おおすすめできる方法ではありませんが、インターネットから時刻を取得したRaspberry Pi Picoの電源を落とさずにパソコンから取り外せば、その後も時を刻むはず。具体的には乾電池の「+」「ー」極とPicoのVsysピン、GNDピンを接続して給電したた状態で、USB接続したパソコンからPicoを取り外します。電流の逆流による焼損の恐れがあり、すすめられたものでないわけです。なお、乾電池は消耗しますので、パソコンからとりはずしたPicoには、直ぐにUSB充電器を接続し給電したほうがのぞましいでしょう。もちろん、直ちに乾電池は取り外します。

 

パソコンから切り離されたRaspberry PI Picoの刻むときは、ずれが顕著です。また、短針の動きはアナログ的じゃなくて11時、12時、1時という具合にとびとびで、慣れないと毎正時近くになるほど例えば正午なのか11時なのか迷います。時刻の見誤り、勘違いのもとであり、プログラムは改善の余地ありです。

 

〈追記〉画像は、プログラム修正後の時計の画像です。時刻を見誤ることのないよう、目盛りを4つから12にふやし、短針も突然一気に進むのではなく、次の目盛りまで少しづつ動かすようにしました。

 

↑長針が30分まで進めば、短針も次の目盛りの真中まで進むのが当たり前。ChatGPTの書いた時計プログラムを修正しました。

 

GPS受信機も微妙

 

GPS受信機を電子工作に使うのもかなり微妙です。なにせ、その位置情報は誤差が常に数mあり、極端に悪い場合は100m以上あるそうで、それならスマホの方がまだ精確だからです。

 

↑スクリーンショットの図によればGPS受信機の示す現在地は東西80m、南北85mの中を移動していることになる

 

このブログではふれてなかったのですが、半年前GPS受信機(GPS受信機キット 1PPS出力付き「みちびき」2機受信対応)を使いGPS衛星から受け取った現在地の緯度経度を調べた際には、確かに実際には場所は動いていないにも関わらず緯度経度が刻々と変化していました(スクリーンショット参照)。他方、スマホが地図上に落とす歩行経路を見ても、ときどき他人の庭先を歩いているようになっていることがあります。

 

しかし、スマホが割と精確なのは、GPS衛星からの信号の受信だけでなく、基地局やWi-Fiアクセスポイントからの電波を利用して補足がされているからだそうです。

 

ただし、GPS衛星からの信号を受けてわかるのは位置だけではありません。地表位置を求めるのに電波の到達時間を利用しており、GPS衛星には原子時計が搭載されていて、精確な時刻がわかるのだそうです。

 

センサーを使った電子工作で、測定データと現在時刻を同時に記録したいときなどには役立ちそうです。電源をソーラーセルに依存するようなケースではありそうではないですか。

 

何のことはない、今度はソーラーセルに色目使ってるてか?!