T7a Red Hawk | virt_flyのブログ

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フライトシミュレーターソフトのFlightGearで仮想飛行を楽しむブログです。

↑長らく練習機を努めてきた名機とも言うべきT38 Talonの後継として米空軍に採用されたT7a Red Hawk

 

MFD上の地形、機影が刻々と変化

 

新型コロナウイルス感染の第7波のために、人で不足が深刻になり、来週からコロナ対応の応援に入ることになりました。

 

重症化のリスクが高い年長者を組み込むなと嘆く声もありますが、職業的責任を思うと知らぬ顔はできません。

 

ワクチン済だしコロナもかつてほど怖がる必要はなくなっているものの、徴兵でもされたような気分です。ウクライナの戦争の影響でしょうか。

 

病気と戦争を同じように考えることはできませんが、もし侵略を受けるようなことがあれば、断固排撃するぞと思っていたはずの自信が、これでは少々怪しくなってきます。

 

随分生きてきたんじゃないのという考えは、年寄りに必ずしも通用しないのかも。終末を意識する歳になろうかというのに、生への執着が強まろうとはどうしたものでしょう。

 

何はともあれ、排除し対決を煽る欧米の風潮は、逆に自らを孤立化させ、戦争をしたがる国にフリーハンドを与えそうで不吉です。(注参照)

 

適当なことを言っちゃってますが、またブログの更新がおろそかになりそうな前もっての言い訳感が、どうも丸わかりになってそうに思うのは、気のせいでしょうか。

 

Helijahのサイトで見つけたT7a Red Hawk

 

 

せめて今回は、FlightGearのあたらしい機体について話題にしたいと思います。HelijahさんのサイトにあったT7a Red Hawkです。5月にアップされていましたから、すでにご存知の方もいらっしゃるでしょう。

 

長らく練習機を努めてきたT38 Talonの後継として、米空軍に採用されたボーイング社、サーブ社開発のT−7A Red Hawkは、今様の大きなキャノピーのタンデム複座のコクピットを持ち、高翼、双垂直尾翼、単発エンジンの機体となっています。高度なアビオニクスを積み、F−35や将来の軍用機の搭乗を想定した訓練を提供することになっています。COIN機への転用も考えられているようです。

 

 

FlightGearのT7aでは、視界が開けているのが確認できます。F404エンジンはかなり大きく見え、軽飛行機なのだなと感じさせられます。T38が華奢な小さな機体にツインエンジンなのが珍しい方だったのかしれませんが、地上砲火を受けることを考えるとツインエンジンでなくて大丈夫なのでしょうか。同様の機体であるYak-130はツインだったはず。

 

T7a Red Hawkは、お気に入りを公言していたT38 Talonの後継機であるだけに、個人的にはふれておきたい、ふれておかねばならない機体だったのですが、FlightGear用の機体のプログラムも覗いてみたいと思っているうちに時間が経ってしまい、記憶も薄れてしまいました。

 

 

それでもFlightGearのT7aで印象深いのが、MFD(マルチファンクションデイスプレイ)上に表示される地形や機影が刻々と変化していく様。どの様にプログラミングされているのか興味を惹かれます。

 

注)

今年3月の国連緊急特別総会では、ロシアの侵略への非難決議が加盟国の73%、141カ国の賛成で採択されました。画期的なことです。ところが、欧米は「民主主義対専制主義」の図式を押し付けようとしています。国連加盟国のなかで「民主主義国」は3割に満たないとされますから、これでは非難決議に賛成した国々に分断が持ち込まれてしまいます。少なくないアフリカ諸国が国連決議に棄権ないしは欠席しました。植民地支配の経験から主権侵害に敏感なこれらの国々を、旧宗主国の価値観の押し付けでますます遠ざけてしまってはならないでしょう。実際にロシアへの経済制裁に参加している国は37カ国に過ぎません。こればかりに頼るわけにはいきません。

散々国連憲章を無視し国際法違反を重ねてきたのがアメリカであり、それを口実にするプーチンを許さないためにも、国際社会はあくまでも国連憲章違反、国際法違反の一点で結束を維持すること、国際世論を高めることが肝要と考えます。

ましてや「ロシアを世界の舞台から追放する」などという排除の論理では、平和を遠のけこそすれ近づけることにはならないでしょう。