超簡単!IchigoJamにOLED | virt_flyのブログ

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SSD1306 搭載の0.96インチOLED モジュール

 

定期処方の薬が、2ヶ月前から別なメーカー製のものに変わっていました。薬剤師が言うに、医薬品の流通が滞っている影響だとのこと。まだコロナの影響が続いているようで驚きました。

 

Raspberry Pi 4やRaspberry Pi Zero、IchigoJamなどのシングルコンピューター他が、品薄や入荷待ちとなっているのは、ステイホームの影響で試してみようと思う人が増えたからだと思っていましたが、こちらもコロナによる半導体生産への影響が反映しているのかもしれませんね。

 

身体に装着して使用するのに、GPIOピンのついていないRaspberry Pi Zero Wが欲しいと思っていたのですが、スイッチサイエンスやケイエスワイでは在庫なしが続き、そのうちに価格の高かった秋月電子のものもいつの間にか在庫がなくなり、中国からの商品は足元を見られてか価格が高騰しています。

 

仕方がないので以前購入してあったRspberry Pi Picoでも使おうかと思っています。そこでPicoの使い方をネットで調べていて、安い有機ELディスプレイOLEDの存在を知りました。

 

これまでは、サイズの小さい液晶では字も小さいばかりか、画素が粗くてぼやけて何が書いてあるのか読めないのに、値段が高くて関心をもつことはありませんでした。が、今回知ったSSD1306 搭載の0.96インチ解像度128x64ドット I2C 接続 のOLED モジュールは、バックライトの必要なLCDとは違って自身が発光して美しく、4ピンで扱いも簡単でIchigoJamならCN5端子にさすだけで使えるとか。価格も手の出しやすい範囲とあって購入しました(VKLSVAN 2個 0.96" iic i2c ホワイトOLEDモジュール128×64 OLED LCDディスプレイArduinoに対応 )。

 

届いたOLEDは思った以上に小さく、これなら安いはず。そりゃ1インチに満たないのですから当然といえば当然。広告の拡大写真にすっかり惑わされていました。

 

さっそく、IchigoJamにOLEDモジュールを装着、ドライバー用のBASIC版プログラム(注参照)数行を打ち込み試してみました。ドライバープログラムを読み込み、あとは一行プログラムを実行するだけ。その内容は、表示させたい文字を一旦ディスプレイに書き出し、次いでドライバーに跳んでその文字をOLEDに転送させるものです。超簡単ですね。

 

これなら、PRINT命令でディスプレイに表示された文字を転送してOLEDに表示させるだけなので、センサーで読み込んだ測定値を表示させることもできそうです。せっかくなので、以前温湿度センサーで使ったBASICプロウラムにOLEDのドライバー部分を書き加え、OLED画面に上手く収まるように少し書き換えて実行してみました。

 

これが正しい方法なのか知りませんが、その実行結果が冒頭の写真です。手前に写っているのがOLED、奥がディスプレイです。上から温度、湿度、WBGTの値を表示させています。

 

注)IchigoJamで頼りにしているのが国野亘氏の「ボクにもわかる電子工作ホームページ bokunimo.net」です。今回も「ボクにもわかるIchigoJam用マイコンボード」中の「I2C有機ELディスプレイOLEDの接続方法」の記事をもとに試しました。詳しいことをお知りになりたい方は、そちらをご覧ください。