
| 問題だったのはNVIDIAのドライバーとeGPUの電源のONのタイミング |
Thunderbolt3接続による外付けGPUボックスの利用は、Ubuntu18.04.2 LTSでの可動の確認に続き、最新のUbuntu19.04でも可動が確認できました。使用パソコンはHP Spectre x360 13。ただし、若干の注意が必要です。Ubuntu19.04に特有の問題と、Ubuntu18.04.2 LTSにも共通する問題の2つです。
NVIDIAのグラフィックドライバーに問題
はじめに、Ubuntu19.04に特有と思われる問題から。
Ubuntu19.04にeGPU(外付けGPU)をつないでも、使えないばかりか、ノートパソコンを起動しサインインしようとしても、またサインインを求める画面に戻ってしまい、ノートパソコンが起動すらしない状況となりました。まさかグラフィックドライバーのせいだとは思わなかったのですが、NVIDIAのドライバーを418ではなく390にしたところ、ノートパソコンが問題なく起動できただけでなく、偶然eGPUも可動できたのです。 Ubuntu19.04ではNVIDIAのグラフィックドライバーのインストールは、nvidia-driver-418と同390が選択できますが、390にする必要があるようです。
eGPUの電源をONにするタイミング
Ubuntu19.04に限らず、Thunderbolt3接続によるeGPU(外付けGPU)の使用に共通すると思われるのが、eGPUの電源を入れるタイミングの問題です。
Ubuntu19.04でeGPUが使えたのは、うまい具合に偶然タイミングがあっただけのこと。その後、問題解決までのしばらくの間はeGPUが可動することはありませんでした。
Ubuntu18.04.2 LTSが幸いしたのは比較的許容範囲が広かったからか、それでもある程度eGPUの電源を入れるのにタイミングがあることに気づいていました。その経験から、Ubuntu19.04でのタイミングを探ってみることにしたものです。
結果、ノートパソコンより先にeGPUの電源をONにしていたら、パソコンが認証しないことは前回述べたとおり。一方、サインイン以降でも、今度はGPUが切り替わらないことがわかりました。eGPUの電源をONにするタイミングは、Ubuntu起動時のロゴが現れる前でも、サインインを求められてからでもなく、特にシビアなUbuntu19.04では、Ubuntuのロゴが現れたら直ちに!であることに留意が必要です。
以上、2点が判明したことで、Ubuntu19.04 でも問題なくeGPUが利用できるようになりました。人柱になることなく、快適にFlightGearが楽しめて、めでたしめでたし。
〈参考〉比較のために、OSはUbuntu19.04、FlightGearは1904.2.0、機体はMitubishi MC-20を使い、Rendering OptionsでのShader EffetsはQuality最高に、Rembrabdtも有効にし影もMap size最高にして、八尾飛行場近くの市街地を飛行する条件で、Thunderbolt3接続によるeGPU(グラフィックボードはGTX1050 Ti)の効果を見てみました。フレームレート(fps)は60。eGPUを使用したUbuntu18.04.2 LTS上のFlightGear2018.3.2の場合とまったく同じ。eGPUを使用しない場合の17を大きく上回っています。これほどの効果がでるとは予想もしていませんでした。