好ましいテクスチュア画像サイズ | virt_flyのブログ

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↑ストライクウィッチーズのサーニャを機体にペイントしたYak-130

 

機体に貼り付けるテクスチュア画像は2048×2048ピクセル

 

 3Dオブジェクトに貼り付けるテクスチュア画像の大きさについて考えて見ました。

 当初は、メモリの節約のためにテクスチュア画像はできるだけコンパクトにするのが良さそうに思っていました。何せ、FlightGearの機体はいずれも、わたしにはとてもまねができないくらい、限られたスペースにできるかぎり大きく描かれたパーツを隙間なく詰め込んだテクスチュア画像が用意されているのですから。

 しかし、ペイントが美しく繊細な機体は、例えばロゴだけ別な画像ファイルにしたり、細密な部分だけを大きく描いてあったりしていて、なんでもかんでも小さくすればいいというものではないことを示しています。

 私自身もFlightGear用に寺院の3Dモデルをつくっていて、痛感したことがあります。メモリの節約のために、3Dモデルも省けるところはかわりに画像で済ませようとしていたところ、画像の透明部分との境に縁取りしたかのような白いラインができてしまうという、不都合に直面したのです。画像を大きくすれば、白い縁取りはできても相対的に小さくなり目立たなくなることがわかり、一応の解決を見ました。寺院や回廊には、その大きさに合ったテクスチュア画像が必要なんだということを、痛い思いをすることで知りました。

 それでは、FlightGear用の航空機の3Dモデルにふさわしいテクスチュア画像のサイズはどれくらいになるのでしょう。

 写真や絵を描いた機体でもない限り、一般的には1024×1024ピクセルくらいでいけそうです。ロゴマークなど細密な部分は、大きめに描くなどで対応できるものとします。

 ただし、機体に写真や絵が描かれる場合は、2048×2048ピクセルは必要なことがわかりました。

 というのも、機体に貼り付けた写真や絵が、しばしばボケていることがあります。コピーによる画像の劣化とばかり思っていましたが、明らかにそれとはちがう場合のあることに気がつきました。はじめからボケていたのですね。

 テクスチュア画像が1024×1024ピクセル程度の場合、貼り付ける写真やイメージをかなり縮小しなければならないときがあり、その場合は縮小すればするほど、ボケてしまうのです。

 ちなみに、Yak-130のテクスチュア画像は2048×2048。主翼は一定の面積のある三角翼となっており、比較的画像を貼り付けるのに適した形状をしており、前からペイントしてやりたいと思っていましたので、今回この機体を使って画像を張り付けてみることにしました。

 貼り付ける画像は、ストライクウィッチーズのサーニャ V.リトビャクの絵にします。一度もアニメは見たことがありませんが、その筋ではかなり名の通ったアニメだったようです。サーニャの乗機は架空のMiG機ですが、モデルとなったリィデア・リトヴァクはYak-1を乗機としていましたから、Yak-130にペイントするのにいいのではと思ったものです。一応スカートらしいものを身に付けてますし。絵はpixivから拝借しました。

 さすがに、画像は縮小してもボケるところまでには至りませんでした。主翼の絵にいたっては拡大したくらい。出来合いのイメージを貼り付けることを想定すれば、拡大縮小をあまりせずに済ませられるテクスチュア画像を用意すべきと言えそうです。その大きさは、2048×2048ピクセルくらいでしょうか。