唐招提寺講堂&鼓楼 | virt_flyのブログ

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↑金堂横より講堂(中央)、鼓楼(右)の方向を眺める

 

画像の透明部分との境にできる白い縁の影響を減じる

 

 10月は大きなイベントがあってその事務局をしていたために、FlightGearに十分な時間がとれませんでしたが、終了後は今度は指導・監督の名目で久しぶりに現場に戻ることとなり、制度や薬の名前もすっかり変わってしまっていて、今浦島の私には覚えるべきことだらけでFlightGearをしている場合ではない状況とあいなっております。

 それでも、金堂につづき唐招提寺の講堂と鼓楼を3Dモデリングしてしまいました。

 唐招提寺の講堂は元々平城宮にあった東朝集殿を移築・改造したものだそうです。奈良時代の宮廷建築の唯一の遺構ということで、かなり興味ある建物でしたから、ぜひ3Dモデリングしたいと思っていました。

 とはいっても、元の建物は壁もごく一部、天井すらなくいわば屋根と柱だけだったものであり、寺院用にするにあたって屋根を切妻から入母屋造りに変えるなど改造がなされています。

 鼓楼は、鎌倉時代につくられたもので、西側にある鐘楼にたいし鼓楼と呼ばれるものの実際には仏舎利が収められ、舎利殿とも称されます。堂々たる金堂と対照的な華奢な感じの鼓楼ー同じことは礼堂にも感じますー、大陸的なでかさと和風な細やかさとでもいうようなこの対比がかなり気になってどうしても3Dモデリングしてみたかったものです。

 できあがったところは、上の画像のとおり。
 相変わらず下手ですが、これでも鼓楼の華奢な感じを出すために、少しは努力をさせていただきました。

 当初は、手すり部分の縁が白く色取られてより太く見え、華奢どころではなかったのです。画像をみてもらうと、手前の金堂の組物部分の縁が白くなっているのがわかると思いますが、まさにそうした感じで、欄干の隙間も埋まるくらい。

 これまでにもふれたとおり、メモリの消費を抑えるために手すりや組物など細かい立体物は2次元の画像として描き、隙間部分などは透明にしたplaneで表現すると、絵に描いた部分と透明部分との境に縁どりのようなものが生じる問題です。
 
 これはまずいと、例により縁をぼかしてみましたが、太くなりはしても状態の改善はみられません。背景の白を後から透明にするからいけないのかと思い、最初から透明な背景の上に手すりを描いたところで変わりはしません。はてさてと考え、今更ながらに気づいたのが、大きいものにできる縁どりと小さいものにできる縁どりとで、どちらも同じ太さの縁どりができるのなら、大きなものの縁どりほど相対的に占める割合は小さくなり、縮小すれば目立ちにくくなるのではということ。

 なんとも初歩的なことで、赤面ものです。メモリの問題はありますが、3Dモデルに貼り付けるテクスチュア画像は、解像度を考慮した一定の大きさのものを用意すべきと思い知らされたわけです。

 手すりや同じくこの方法を用いた建物の足部分がシャープになった半面、壁面の格子窓や木枠は画像が前のままのため逆にボケが目立つようになってしまいました。

 こうなると礼堂も早くつくりたくなります。

補足)建物の高さを求めるにあたり簡便な方法がないかと思っていますが、Google EARTHではカーソル位置の高度がわかります。3Dモデルも高度が出ますから、これを利用すれば周辺との高度の差から建物の高さを求めることができないことはないわけです。しかし、やはり誤差が大きく、確かめて見たところ10m前後の建物で1mの誤差が出ましたので、100mで1mならいざ知らず、無視しえるものではありません。残念です。