あせりました | virt_flyのブログ

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フライトシミュレーターソフトのFlightGearで仮想飛行を楽しむブログです。

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↑軍用機は地味なので、映える今様の塗装も設けたというのに、一時は…
 

select-liveryとRembrandtが両立しない!?

 
 いやあ、あせりました。
 
 わがF1M2は、大雑把なフライトモデルによってとりあえず飛ばすことはできるようにしてあったので、いくつかテクスチュアが増えてきたこの際、select-livery機能を使ってペイントの切り替えが容易にできるようにしたいと思ったものでした。

 

 そこでまずてはじめに、プロペラの回転がRembrandt効果の有効な時にも、それらしく向こうの景色が透過して見えるように対応を施そうとしていたところ、何か異変を感じ、その後気が付くと、なんと回転するプロペラのはずが、機体自体のテクスチュア画像が回転して見えるようになってしまっていたのです。

 

 機体のテクスチュア画像とプロペラの回転する様を再現するテクスチュア画像が、別々に用意されているのはよくあることです。なのにF1M2で起きたこの問題は解決せず、結局は機体と回転するプロペラ画像を一つのテクスチュアにまとめるしかありませんでした。

 

 四苦八苦の末ようやくプロペラの不具合は回避したものの、今度はselect-livery機能で機体のペイントが替えられるようにしようと、3Dモデル設定xmlファイルを記述していたところ、試しに起動したF1M2は、全体が黄色く発光しているかのように表示されてしまうではありませんか。

 

 Rembrandt効果を無効にすれば生じませんが、影の存在しない世界は違和感を感じずにはおれませんから、個人的にはRembrandt効果は必須なので、これはかなりへこみます。3Dモデリングの苦労は何だったのか、と。

 

 なんとか解消できないかと思い、あれこれ試して原因を探ったのですが、わかりません。

 

 他の機体ではなんら問題を生じませんから、FlightGear本体の問題ではなさそうです。一方他の機体でacファイルをF1M2のものと差し替えても、それくらいなら現象は再現されません。逆に、他の機体のacファイルもってきて差し替えたら、同じパーツ名の箇所があると、その部分が発光して見えます。となると、3Dモデル自体には問題がないのかもしれません。先の他の機体でacファイルをF1M2のものと差し替えた例でも、合わせて3Dモデル設定xmlも差し替えると、置き換えられた機体は黄色く発光するようになることから、3Dモデル設定xmlがかなり怪しくも思われます。しかし、おかしなところはなさそうなので、3DモデルをAI機として使用する際に、中途半端なliveryの記述をしていたまま、aircraft化に使ったことにより惹起した不都合とも思えなくもありません。

 

 悔しいですが、お手上げ状態かと思われた時です。エディタが落ちたというような表示を見かけました。パソコンを強制終了した時にもみかけたことのないものです。気が付けば、Rembrandt効果、select-livery機能とも有効にしているにもかかわらず、機体が黄色く発光することもなく、ペイントの切り替えもできるように戻っていました。厳密には、select-liveryの記述に一部不足があるにもかかわらず、切り替えができるものですから、似たようなxml

ファイルをテスト的にいくつも書いていたものを読みにいっているのではないかと疑い、余計なファイルを一切削除もしています。

 

 いずれも、異変を感じた後に事態が悪化したり改善しており、ひょっとするとエディタに不具合があり、不完全なファイルをつくっていたのかも、と思ってしまいます。素人の勘違いかもしれませんが。

 

 結果的に、復旧して事なきを得ましたが、一時はかなりあせり、万策尽きたと落ち込んだものでした。黄色く発光する様をスクリーンショットに残しておけばよかったと思うのも、いまだからこそです。ちなみに、プロペラの回転する様を再現する画像は、機体と同じ画像ファイルのままとし、元には戻しませんでした。同じようなことが起こるのを恐れて、すっかりビビってます。

 

 いつか似たようなことに遭遇した際の参考にできるよう、このメモを残しておくことにしました。