二郎鳥型飛行機のマグネット付フィギュアをもらいました。
これまでにも何回かこのブログに登場した飛行機好きの空美ちゃんが、わざわざジブリのアニメ「風立ちぬ」上映中の映画館まで行って買って、プレゼントしてくれたものです。キャラクター商品ですから、少し高かったようです。ありがと。
フィギュアは、他に九試単座戦闘機があったそうです。零戦をつくったのが堀越二郎という人であることは知っていましたが、それ以外はまったく無知で、「風立ちぬ」の上映に合わせて、刊行された堀越二郎に関する雑誌を読んで、はじめていろいろ知りました。
アニメの宣伝ポスターに描かれた逆ガルウイングの飛行機が、九試単座戦闘機という、堀越二郎の設計した画期的な戦闘機であり、実用量産型の機体が九十六式艦上戦闘機であること。戦後「零戦神話」が生まれるが、九十六式艦戦あっての零戦であり、「無敵」だった期間はごくわずかなことであったことなどを知りました。
反戦姿勢が明白で、最近は憲法改悪反対を旗幟鮮明にしたジブリが、前作「コクリコ坂から」につづきファンタジーでを排したアニメを製作したわけですが、戦争に向かう時代とその中を生きた一人の優れた技術者を、どう描いているのか、こちらにも興味があります。
どうみても子供向けとは思えぬアニメですが、大人がアニメを見るというのも、思えば少し似合わない。かく言う私めも、いい年した大人であることに、気が付き赤面。
それにしても、県庁所在地だというのに、映画館が一軒もないってどういうこと。わざわざ隣町まで行かなきゃならないなんて。（話題を逸らしましたね
）