ミステル再現のための基本ファイル | virt_flyのブログ

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 Me262 Mistelの再現に必要な基本ファイルをリストアップしておきましょう。
 ただし、Me262(CVS版を使用)を改造しミステルの再現を試みた際に、変更を加えた関係ファイル、新設したファイルが中心で、pngファイルや変更のないファイルについては含めていません。

me262_c.ac
 子機用3Dモデル。me262.acを元に、親子連結用の支柱を設置、コクピットをなくした。親機の下に連結することを想定し、モデルの位置は中心座標よりその分低くしました。

me262.ac
 親機用3Dモデル。既存のMe262の3Dモデルをそのまま使用。

chariot.ac
 ドリー用3Dモデル。Ar234からのコピーを元に車輪を増やし、ロケットブースターを設置。子機の下に連結することを想定し、モデルの位置は中心座標よりその分低くしました。

chariot2.ac
 ドリー用3Dモデルchariot.acにドラッグシュートを加えたもの。

submodels.xml
 子機、ドリーの切り離し用。新規に作成し/Models下おきます。加えて子機が爆発するように(注1参照)。

me262_c.xml
 子機me262_c.ac用。me262.xmlを元に3Dモデルをme262_c.acに指定、interior.xmlを指定した箇所はそっくり削除(パイロットを表示させないため)。子機の中心座標がたかくなったのにともない、エンジンのジェット噴射、スモークなどの位置を修正。

me262_p.xml
 親機me262.ac用。元ファイルme262.xml。離陸時の車輪の処理に窮し、車輪を<select>で非表示にし、車輪の各格納ドアはrotateにかかわる部分を削除。このため車輪は常時閉じたままになります。親機単体では地表に着陸できない問題が他方にあって車輪が出ても意味がないことから、当面これでいたしかたなしとするしかありません。もちろん親機の車輪が砂煙をあげるのは不都合なので削除。

chariot.xml
 ドリーchariot.ac用。Ar234からのコピーを元に、車輪やロケットなど増やしたオブジェクトの記載と、車輪の回転、ロケット噴射を記述。

chariot2.xml
 ドリーchariot2.ac用。chariot2.xmlにドラッグシュートの記述を追加。

me262_mistel.xml
 ミステル起動用。親機、子機、ドリーの各xmlファイルと位置を指定(注2参照)、切り離しの条件を記述。

me262_mistel-base.xml
 me262-base.xmlを元に、関連ファイルの名称変更に伴いpath指定を修正。ヘルプへの切り離し用キーの追加。

me262_mistel-set.xml
me262-set.xmlを元に、関連ファイルの名称変更に伴いpath指定を修正。submodelsを有効にする記述、切り離し用キーの指定を書き加え。

me262_mistel-yasim.xml
 me262-yasim.xmlを元に、関連ファイルの名称変更に伴いファイル指定名を修正。本来飛行特性にかかわる部分ですが、強引ですが、ここでは親機単独とミステルで飛行特性にかわりはないとみなすことにしました。ただし、ドリーや子機の上に親機を配置する必要から、gearの部分のzの値を変えました。このため親機の中心座標が高くなり、親機単体では着陸時に地表に脚がに着かない問題が(未解決)。

me262_mistel-yasim-cnf.xml
 me262-yasim-cnf.xmlを元に、関連ファイルの名称変更に伴いpath指定を修正。

注1)切り離し後の子機が目標や地表などと衝突すれば爆発するようにするためには、このリストにはあげなかったA-10サンダーボルトの/Models/Stores/MK-82/以下の全ファイルが必要となります。
注2)ミステル起動用のme262_mistel.xmlファイル中で、親機のxmlファイルの指定を他のディレクトリにある機体のxmlファイルにすれば、簡単に他の機体を親機としたミステルができます。問題は車輪が出っぱなしになること(離陸してしまえば格納できるのだが)、親子の間の支柱のサイズがあわない場合があること、本来の飛行特性などが気にならなければ、簡易なミステル実現方法といえます。

画像は、Me262 Mistelを利用し擬似的に再現したHe162 Mistel.