見上げてごらん
坂本九さんがなくなる前の年、
世界歌謡祭というコンテストに出る機会を得て
ジュディ・オングさんと共にその司会をされていた九ちゃんに
「エントリーナンバー◯◯ 新居昭乃」と
自分の名前を呼んでもらうという幸運に恵まれました。
本番の前の晩のパーティーの場では
奥様にお声をかけていただき
「娘があなたの歌を好きなんですよ」と
言っていただいたことも、忘れられない思いでです。
あの飛行機に九ちゃんが乗っていたなんて、、
今でも信じられないような気持ちがします。
奥様の隣でほほえみかけてくれた九ちゃんの笑顔を
きょう、あらためて思い出していました。
『見上げてごらん夜の星を』という曲が
なぜか最近あたまの中で何度も鳴っています。
嬉しいことなのに、悲しみと背中合わせで
完成形のわからない織物が複雑に織られて行くような
そんなことが、いま進行中だからだとおもいます。
何があってもいつでも音楽が私をたすけてくれたことを
あの歌が思い出させてくれます。
キラキラと輝くような声で力強く自分の名前を呼んでもらえたことが
私の中で、小さいけれど美しく、ふたたび結晶して行くようです。
世界歌謡祭というコンテストに出る機会を得て
ジュディ・オングさんと共にその司会をされていた九ちゃんに
「エントリーナンバー◯◯ 新居昭乃」と
自分の名前を呼んでもらうという幸運に恵まれました。
本番の前の晩のパーティーの場では
奥様にお声をかけていただき
「娘があなたの歌を好きなんですよ」と
言っていただいたことも、忘れられない思いでです。
あの飛行機に九ちゃんが乗っていたなんて、、
今でも信じられないような気持ちがします。
奥様の隣でほほえみかけてくれた九ちゃんの笑顔を
きょう、あらためて思い出していました。
『見上げてごらん夜の星を』という曲が
なぜか最近あたまの中で何度も鳴っています。
嬉しいことなのに、悲しみと背中合わせで
完成形のわからない織物が複雑に織られて行くような
そんなことが、いま進行中だからだとおもいます。
何があってもいつでも音楽が私をたすけてくれたことを
あの歌が思い出させてくれます。
キラキラと輝くような声で力強く自分の名前を呼んでもらえたことが
私の中で、小さいけれど美しく、ふたたび結晶して行くようです。