現在、12月の個展に向け、全体の構成やテーマになるものを考えてます。

これまで個展は年に一度、春に行うペースでしたが、

せっかくお声かけいただいたので、開催に踏み切りました。

やはり銀座ですが、初めての会場なので、

これまでの作家さんの展示を研究して感触を掴んだりしています。

 



テーマの大きな柱は当然『墨美神』ですが、

そっちに振り切った作品をあまり描かなくなったなあと思い、

昔の作品を振り返ってもみました。

 





画廊デビュー当時の貴重な作品

 

 

 


なかなか尖っています

この作品、手元にないので、どなたかお求めくださったのだと思います。

有難いことです

水墨画の公募展・団体展は20年になりましたが、画廊デビューはまだ8年。

個展は今度が9回目になります




当初よく描いていた異形(怪しさ)をモチーフにした作品は

『こわ~い』と言われることもありました。

しかし画廊で展示することで、多くのお客様の目も私の中に備わり、

次第に穏やかな癒しの墨美神が増えていきました。

表現がナイフの先端のような切れ味より、

ゆるく果実をえぐるスプーンのように変化してきたようです。

たくさんの目を心に持てるようになったのは、

作品だけでなく、私自身にも変化を与えたように感じます。



でもまあ、このくらいの振り加減なら大丈夫かな。

また異形のものを描いてみようかな。

まあ、そのうちに挑戦してみましょうか。

9回目となる個展は年末なので、

穏やかな縁起のよい感じでまとめたいと思ってます。



今年はずっと酷い肩凝りを患ってますが

体を労りながら、気負いすぎず良い塩梅で頑張りますので

皆さま、どうぞよろしくお願い致します






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