2018年は、

自分の尻尾を追いかけるように駆け巡った一年でした。

個展『樋口鳳香・墨美神(スミビシン)展』(銀座かわうそ画廊)をはじめ

現水展(東京都美術館)では『墨美麗(すみれ)組』の一員として

多くの来場者を前に水墨画ライブペイントを行うなど

初めてのチャレンジの機会にも多く恵まれました。

新聞や美術誌にも活動のいくつかを取り上げていただき、

関係各位のお力添えには感謝しきりです。

参加した展覧会はのべ15カ所に及び、多くの賞にも恵まれました。

・第51回 全日本水墨画秀作展 巴人賞受賞

・第33回 関西扇面芸術展 奈良県教育長賞受賞

・第57回 現水展 奨励賞受賞




文筆の分野では

すばる文学賞(集英社)で二次予選通過など

受賞はなかったものの、自分の中で表現していきたい世界が見えてきて

表現していきたい世界が爆発的に広がった1年でした。



それもこれもたった1年間の出来事と思うと

時空を捻じ曲げるような魔術を使ったのではないかと自分でも疑うほどですが

来る日も来る日も新しい創作に没頭し、

現実の世界で話す言葉を失ってしまうほど

意識は現実と虚構の世界を目まぐるしく行ったり来たりしていました。



2019年は少しスケジュールにゆとりを持たせて

その分、視野を広げて行けたらと思っています。

大きな会場で開催される団体展の参加が激減することになりますが、

無垢なまなざしで新たな目的に向かってまっすぐに駆けていける年にできたらと考えていますので

ご迷惑をおかけすることも多々あると思いますが、

今後ともお力添えのほど、なにとぞよろしくお願いたします。





動画【第57回 現水展 墨美麗組(すみれぐみ)ライブペイント】