5/19(土)からの【樋口鳳香・墨美神(スミビシン)展】@銀座かわうそ画廊
匂い立つような妖艶な『墨美神』たちと、少女をモデルにした『撫子シリーズ』の展開です。
今回も同じモチーフを使って、2種類の和紙と、それぞれに合った技法で仕上げた作品を出展しています。
麻紙を使ったものは和紙の繊維にそった計算できない墨の滲み、
繊維の中に見える墨の揺らぎ、薄墨の美しさが表現されていると思います。
にじまない紙は、鳥の子を使っています。
表現としては江戸琳派のたらし込み技法も特徴ですが、
塗り重ねができるため、墨で書いたとは思えない不思議な仕上がりになっていると思います。
同じモチーフのはずなのに、全く違う雰囲気の作品に仕上がっています。
昨日の記事に寄せたサイズと展開の展開と合わせて、
それぞれの紙質に合わせたさまざまな技法の展開もお楽しみいただけたらと思います。
画像は『吉祥果実〜阿』(P2号)の一部
【樋口鳳香・墨美神(スミビシン)展】
会期:2018年5月19日(土)~25日(金)
12:30~19:00(25日は16:00迄)23日(水)は休み
会場:銀座かわうそ画廊
(京橋駅・東京スクエアガーデン真向かい、銀座一丁目駅3分、有楽町駅8分)
後援:現代水墨画協会(現水展)
全国水墨画美術協会(全日本水墨画秀作展)
墨映会(現代水墨画・墨映展)
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