多くの人が、多くの場面で相対的な価値観で判断をしています。

何か(誰か)に比較して、自分(何か)は劣っている。

もしくは、

何か(誰か)に比較して、自分(何か)は優れている。

という価値観。

それは比較する対象が変われば、自分(何か)の価値も変わってしまう

絶対的なものではなく、つねに状況によって流動する不安定なものです。

誰かと比較した幸せは、つねに揺らぐ。

自分自身を支える軸がなければ

常に人の目を気にして、劣等感から沈みこんだり、

人を妬んだり、噂話で憂さ晴らししたり、

自分を慰めることに日々が終始してしまう。

つまり、相対的に見いだす価値観は刹那であり、

本当の幸せではないということです。

ヒトはとかく何かと比較しなくては、そのものの価値を見いだせないようで

自分にとっての絶対的な価値、つまり、真の価値を見失いがちです。

生きている間、この真の価値に出会えない人もいるかもしれません。

しかし真の価値とは自分の中にあるもので、目に見えるものではないけど、

実現しようと努力できるものです。

人はみな、それぞれに違った使命を与えられています。

誰にも真似できない自分だけの使命、自分のやるべき道に存在するものです。


 

『ほんとうの自分を生きる』

 

 

『ありのままを生きる』

 

 

 

さらに互いの違いを尊重して理解すれば

 

『みんなを生きる』 ことにつながっていくのです。
 

 

 

そう、青い鳥は外にはいない。自分のなかにいるのです。

 

 

 





※画像は堀文子『ひとりで生きる』の中扉です。