連休は白百合メンバーの美女連は何かと多忙なため(憶測です)
ひまなワタシは、ひとり白百合会してきました。
本日お邪魔したのは
東京オペラシティ アートギャラリーで開催されている
というのも、
「ブルーナのブックデザインをみんなと一緒に見よう」
という祖父江慎さんのトークイベントがあったので、
あわよくば祖父江さんとお話しできるかも♪と思って伺ってきました。
なんで、夏目漱石に続いてここでも祖父江さんかというと、
ブルーナのうさこちゃんシリーズのブックデザインを始め、
企画展の展示のデザインや、そこでの印刷物一式にも関わっているそうです。
ちなみにこの夏大人気だった「大妖怪展」も祖父江さんデザインでした。
話を折るようですが…
※福音館書店の絵本は、石井桃子さんによって「うさこちゃん」と翻訳されています。
ブルーナのお膝元、オランダではNIJNTJE(ナインチェ)。
講談社のキャラクターとしての呼び名はイギリス式のmiffy(ミッフィー)だそうです。
で、ツイッターでイベントを知った私は、
ゲスな野望を抱いて会場に向かったのですが(笑)
お話しできるどころか、ゾクゾク集まって来るわ来るわで
推定200人くらいが祖父江さんの周りに集合しました。
しかも、みな若い!
クリエーターの卵なんだろうね。
私も現役でバリバリ寝ずに働いていた頃に
祖父江さんのようなデザイナーの話をじかに聞きたかったわ(笑
それはさて置き。
絵本作家として知られているブルーナですが、
以前はグラフィックデザイナーで、
ブルーナの父親が出版社(A・W・ブルーナ&ズーン)を経営していたため、
そこに就職し、装丁デザインを2000冊ほどもやったそうです。
できる人は仕事の量も半端じゃないわね。
で、その出版社から出されている本のシンボルマークが
真っ赤なお目目のブラックベア(ZWARTE BEERTJES)だったんですね。
会場には、NIJNTJEだけでなく、
ブラックベアのポスターも多く展示されていました。
余計なものをそぎ落とした、まさに目を射るデザインで、
もちろん、コピーもシンプルでステキでした。
これ、日本語訳もいいのかな。気に入っちゃった♪
“lekker lui liggen lezen
met een zwart beertje”
「だらだら寝ころんで読む
ブラックベアを気持ち良く」
かわいいグッズの販売もありました。
ブラックベアが本を読んでいるストラップがあり、
どんなイベントでもせいぜい絵はがきくらいしか買わない私ですが
本好きなあの方に差しあげたいなと、悩みに悩み……
が、やはり買わずに帰ってきました。
ブルーナ、そして祖父江さん、ありがとうございました♪
(※ブルーナ氏ご本人に会えたわけではありません)
晴れたよ〜♪