【いつまでも変わらずにそこにあるもの】

渡邊雅子さんの個展を開催しているOpagalleryは、

懐かしい路地にありました。

246を表参道から外苑前に向かって歩き、

Brooks Brothersの先の角を曲がったとたん、

変わらない景色にホッとしました。

都営青山北町アパート。

この広い路地に軽トラックが野菜など売りに来てくれるんですよね。

ちょっとおしゃれなご近所さんが集まって、井戸端会議をしたり

子どもたちがその周囲を駆け回っていたりするのです。

でも、いよいよ取り壊されると聞いて、写真いっぱい撮っちゃいました。

通り沿いにある、その名称の不思議な異国の響きに、

何度も口の中でつぶやいてみたライブハウスはまだあるようです。

今年はじめてみた路地に咲く紫陽花。

お花がいっぱいです！

なんと柘榴の樹。田舎でもあまり見なくなったかも。

ずいぶん古い話と言われてしまいそうですが、

Opagalleryのある場所って、そのむかし、やっぱり肉屋さんだったんですよ。

打ち合わせ後に、コロッケや唐揚げを買いに来た記憶があります。