先日、堀江敏幸先生の出版記念トークに

代官山蔦屋書店にうかがいました。





わざと焼けたように作られたこだわりの装丁。


わずかな黄ばみもデータで作ったものだそうです。


ぼくの好みが分かっていて、なおかつ営業と戦う姿勢のある制作室なのだとお話になっていました。


デザインやってると、これ、よーく分かる感覚です。


クライアントや営業の方向性を鵜呑みにしたくない職人気質もあり、

でも仕事と割り切ってイエスで通しちゃえと諦めたりしがちなんですよね。


堀江先生はいつもさらっとおっしゃるけど、たぶん一番の匠は先生なのだと思います。




代官山蔦屋書店の渡り廊下





表にでると、寒桜が…。

なんだか、ほっこりしあわせになって、

空気は冷たかったけど、頬に手をあてて帰りました。

堀江先生、ありがとうございました。