ひとつ終わりにすると、

ひとつ始まる。

人生はこの繰り返しかもしれない。



どんなに、ひとところに留まろうと思っても

時の流れに己の角はとれ、否が応でも円くなる。

いつまでも同じ場所に同じ形で居続けるのは、

どだい無理な話だ。

そもそも運命は人の手中にはないから。



どんな事でも終わりにするのは淋しいけど、

その先に新しい始まりがあると思えば

なんだか楽しみになってくる。

ほんのすこし振り返って

ちょっとだけ過ぎた時を抱きしめて、

明日はどちらに風が吹くかなと

わくわくしているよ。