「お中元」

 

最近,お中元文化が若者に浸透していないため,売り上げが減少しているらしいですね。

売り上げ向上のためのいい案はないか,新たな課題に頭を悩ませているそうです。

 

 

昨年,「自分用お中元」という,新たなアイディアを打ち出す百貨店が現れました。

バレンタインデーに自分にチョコを贈る人が出てきていることにヒントを得たようです。

頑張っている自分にご褒美をあげたいという気持ちから,購入するのだそうです。

 

 

今,世の中は大きく変わってきています。

一昔前は,知識を多く所有している人は役に立ちました。

現代は,ネットの進歩により,瞬時に情報を調べることができるようになりました。

だから,情報や知識をまとめて新しい価値を生み出す力が大事になってきたのです。

 

 

さて,今,教育界に新たな取り組みの視点がもたらされました。

「アクティブ・ラーニング」という教育方法の視点の一つです。

中教審答申では「主体的・対話的で深い学び」と説明されています。

新しい視点が取り入れられたようで,教育現場では混乱が見られているようです。

 

 

アクティブ・ラーニングとは,どのような新しい手段なのでしょうか?

目の前の子どもをよく見取れば,学びたいと思っていることは分かるはずです。

それをきちんとやることが,アクティブ・ラーニングへの一歩ではないでしょうか。

 

先の百貨店では,顧客のニーズを徹底的に調査し,常識を覆す企画を打ち出したのです。

おかげで,前年を上回る売り上げを達成したそうです。

 

 

私たち教師はどうでしょうか。

 

 

もし,子どもたちが購買者だったら,果たして,私たちの授業を購入するでしょうか?