こんにちは、ヴァーチェの川口です。
各地で高温注意報が出ており、今年の夏は異常な暑さですね。
皆様どうか体調にお気を付けください。
前回、夏場のインナードライ肌について書きましたが、顔と同じく、この時期は頭皮と髪もダメージを受けやすくなるので、外出の際は日傘や帽子はかかせません。
家での頭皮&ヘアケアにはリペアスムースシャンプー&ヘアトリートメントがおすすめですが、
本日はその開発の際、こだわったフリー成分のうちの1つ「カチオン性界面活性剤」について、もう少し詳しく書きたいと思います。
以前のブログの通りカチオン性界面活性剤は市販のヘアケア、特にヘアトリートメントの多くに使われている一般的な界面活性剤で、髪の静電気を抑えたり絡まりを防いでくれる役割があります。
衣類やタオルの繊維を柔らかい手触りにしてくれるので、柔軟剤に採用されているのもそのためです。
ただその一方で、刺激性は界面活性剤の中で最も強く、これは研究者の中ではかなり前から知られていることです。
毛髪や衣類をなめらかにしてくれるのは、吸着性にも優れているという性質もあるからなのですが、その吸着性から頭皮表面にも残留し、頭皮の常在菌まで殺菌してしまう懸念があります。
(髪にも吸着して残るので、それにより髪が触れやすいフェイスライン・首・背中の肌トラブルにもつながることがあります。)
ひと昔前からヘアケアでよく耳にするのは「ノンシリコン」ですが、
たしかにシリコンは髪をなめらかな手触りにする一方、毛髪をコーティングするのでダメージ補修成分を浸透しずらくするというデメリットはありますが、刺激性はないので肌や髪への直接的な悪影響はありません。
そのため、むしろヘアケアで本当に避けたいのは シリコン < カチオン性界面活性剤 です。
こういった理由から、ヴァーチェのヘアケアではカチオン性界面活性剤は採用せずに開発を進めました。
とはいえ、カチオン性界面活性剤の代わりとしてシリコン・石油由来界面活性剤・キレート剤を配合するわけにいかないので、はじめは塗布するときに指通りの悪いものしかできませんでしたが、
配合比率の調整・成分の見直しなどを何度も重ねてようやく納得のいく商品ができました。
ヘアケアでは髪のダメージ補修成分も必要ですが、健康な髪は、健康な頭皮からしか育ちません。
今とこれからの美しい髪のために、ぜひ頭皮のことを考えた毎日のケアがおすすめです。