
カウンタックのフューズ&リレーボードです。
最早見慣れた光景ですが、クローズアップ画像を以下に掲載します。




・・・・・・・・・。
昔乗っていたAUTOBIANCHI A112 の具合が悪くなり、フューズボックスをゴソゴソしていたところ、
何かの拍子で、順番に端から端まで一気に全てのフューズが飛んでしまったことを思い出しました。
まるでトムとジェリーの一幕を髣髴させる鮮やかなカートゥーンのようでした。
これでお分かりでしょうか?
昔の自動車整備のレベルなんてこんなモンです。
外装、内装、機関やって「ハイ極上!」ってなモンです。
「ランボルギーニも軽四も同じ自動車」
その通りです。
が、同じ台詞でも予算の取れない下駄車ばかりを診ているショップと、その逆のショップでは全く意味が違います。
全てのスタンダードが違います。
一般のショップならばハンマーとポンチでヤッちまうような4つ爪のナット一つを外すために、世界中を探して安くない専用工具を準備します。
当ショップに入庫するのが「これ一台きり」のレアな車種であっても、これまた世界中を探してマニュアルを手に入れます。
それが当たり前なのですが・・・。
画像にあるような分岐タップがいい例です。
それを付けた時には、確かに電圧を確保できることでしょう。
2~3年は問題ないかもしれません。言い方を換えれば2、3年しか乗らないボロ下駄車ならそれで保つかもしれません。
当ショップでお預かりするお車に、2,3年しか乗られないものは一台もありません。
これから永くお乗りになることが前提でメニューを決めています。
因みに、お奨めはしませんが、全て純正のAMPの端子とコネクターとオリジナルに準拠した電線で全くオリジナル通りに
電気周りをリフレッシュすることもできます。
走ることを目的とする方にはお奨めしませんが、何が何でも全てオリジナルのままキープしたい方はご相談くださいませ。
ただ、カシメ方はオリジナルと同じようにはできません。
あんなに下手には真似できません。
※メカニック募集
新ワークショップ設立につき、メカニックを募集しています。
履歴書をご送付ください。へタレ、ゆとり不可。
Virage development
(ヴィラージュ デヴェロップメント)
http://virage.co.jp/
メール: info@virage.co.jp
兵庫県多可郡多可町中区鍛冶屋443-1
60's ~ 80's に特化したヨーロッパ車の整備販売、改造、
アップデート エアコンシステムの開発、
電動パワーステアリングの開発と取付け エンジンスワップ、
トランスミッションスワップ、リストア、チューニング等