米大リーグは16日、今季2度目の週間MVP(9~15日)を発表し、ナ・リーグでは前週に続いてケンプ(ドジャース)が選ばれた。
6試合で打率5割4分5厘、4本塁打、8打点だった。ケンプは昨季の最後も選出されており、3度連続は1974年に賞が創設されて以降初めて。
ア・リーグでは打率4割5分5厘、4打点と活躍したツインズのウィリンハムが受賞した。
球界の「投高打低」が止まらない。統一球、審判のセ、パ統合の2年目を迎えた今シーズン。
貧打の傾向は両リーグ計80試合のうち、完封25試合という異常な数字に表れている。
6日には広島・前田健太投手(24)がDeNA戦(横浜)でノーヒットノーランを記録。
統一球、そしてストライクゾーンへ投手、野手それぞれの対応は?3・30開幕から2週間余りが過ぎた今、検証してみた。
えーっ、あの打球が入らないの?
えっ、このコースが入ってるの?
今季もそんなシーンが各球場で見られる。ここまで完封試合の数は全体の31%。1日6試合あれば、2試合は完封試合という計算だ。
投高打低2年目を迎えた今、数字と選手の声から浮かび上がってくるのは、対応するために変わってきた野球のスタイルだ。
☆ストライクゾーンの有効利用 セ、パ両リーグの審判員は統合に伴って、昨年から「迷ったら積極的にストライクを取る」という方針を徹底してきた。
ストライクゾーンの大きさは野球規則にある通りだから、広げたわけではない。渡田均審判員は「2年目になって浸透してきている。審判員もセとパが統合し、それぞれが慣れてきたのもある。各球団のバッテリーコーチたちの(ゾーンへの)対策も早かったのでしょう」と話すが、選手間では外に広くなったとする声が多い。
その「広くなった」ストライクゾーンを投手はきっちり突く制球力があれば、より幅広く有効に使える。
それを表すのが、昨年の両リーグ奪三振王で今季リーグトップに立つ2人の見逃し三振の数だ。
昨年比は楽天・田中がほぼ倍の27%、巨人・沢村も6%増の28%。打者が手の出ないコースを突けている証拠だろう。
14日のソフトバンク戦(ヤフードーム)で7回2死まで完全投球を続けたロッテ・唐川は「低めを取ってくれる傾向が増えた気がする。投手は本能的に低めに投げる。投手にとっては有利」という。
制球力のある投手がコースをより幅広く使ってくる。日本ハム・田中打撃コーチは「去年から外に広がって、内はそのまま。あれでは打者は踏み込みにくく、長打や連打が出にくい。2年目になっていいピッチャーはなおさらそこをしっかり突いてくる」と指摘。
完封試合数が急増している理由の一つがそこにある。
貧打の傾向は両リーグ計80試合のうち、完封25試合という異常な数字に表れている。
6日には広島・前田健太投手(24)がDeNA戦(横浜)でノーヒットノーランを記録。
統一球、そしてストライクゾーンへ投手、野手それぞれの対応は?3・30開幕から2週間余りが過ぎた今、検証してみた。
えーっ、あの打球が入らないの?
えっ、このコースが入ってるの?
今季もそんなシーンが各球場で見られる。ここまで完封試合の数は全体の31%。1日6試合あれば、2試合は完封試合という計算だ。
投高打低2年目を迎えた今、数字と選手の声から浮かび上がってくるのは、対応するために変わってきた野球のスタイルだ。
☆ストライクゾーンの有効利用 セ、パ両リーグの審判員は統合に伴って、昨年から「迷ったら積極的にストライクを取る」という方針を徹底してきた。
ストライクゾーンの大きさは野球規則にある通りだから、広げたわけではない。渡田均審判員は「2年目になって浸透してきている。審判員もセとパが統合し、それぞれが慣れてきたのもある。各球団のバッテリーコーチたちの(ゾーンへの)対策も早かったのでしょう」と話すが、選手間では外に広くなったとする声が多い。
その「広くなった」ストライクゾーンを投手はきっちり突く制球力があれば、より幅広く有効に使える。
それを表すのが、昨年の両リーグ奪三振王で今季リーグトップに立つ2人の見逃し三振の数だ。
昨年比は楽天・田中がほぼ倍の27%、巨人・沢村も6%増の28%。打者が手の出ないコースを突けている証拠だろう。
14日のソフトバンク戦(ヤフードーム)で7回2死まで完全投球を続けたロッテ・唐川は「低めを取ってくれる傾向が増えた気がする。投手は本能的に低めに投げる。投手にとっては有利」という。
制球力のある投手がコースをより幅広く使ってくる。日本ハム・田中打撃コーチは「去年から外に広がって、内はそのまま。あれでは打者は踏み込みにくく、長打や連打が出にくい。2年目になっていいピッチャーはなおさらそこをしっかり突いてくる」と指摘。
完封試合数が急増している理由の一つがそこにある。
昨季日本一のソフトバンクが、今季もシーズン序盤ながら首位に立っている。
先発陣からホールトン、和田、杉内の3人が移籍。
日本一チームとしては例を見ない戦力流出は、大きな痛手のはずだ。90~92年の西武を最後に出ていない連続日本一に必要なものを探る。
チーム初の連続日本一を狙うソフトバンクに、大きな困難が立ちはだかっている。
昨季の先発投手陣から19勝で最多勝のホールトンと8勝の杉内が巨人に、16勝の和田が大リーグに移籍。
昨季チームの88勝の約半分にあたる43勝を挙げた投手が一度にいなくなった。
連続日本一は難しく、90~92年3連覇の西武を最後に出ていない。その西武の91年の投手勝利数の流出は4勝、92年は0勝。
それ以前を含めて最多の22もの白星を失った97年ヤクルトは、翌98年は4位と戦力ダウンをカバーしきれなかった。
今季のソフトバンクは、その倍近い白星が流出。史上もっとも厳しいハンデを背負っている。
CSがあるとはいえ、日本一への最短ルートはリーグ3連覇。
今季は西武で昨季9勝の帆足、新外国人を3人補強した。だがその新戦力が不振で、先発投手の防御率は3・14と12球団中11位。
新戦力が計算できないなら、昨季から在籍する選手が踏ん張るしかない。昨季ほどの圧勝Vではなくても、5、6人が各5勝前後を上積みしなければ優勝には届かない。
ダイエー時代には日本一翌年の00年に11勝の工藤が移籍も、チーム打率を4位から2位に上げリーグ連覇。04年は松中が3冠王の活躍でリーグ戦1位を維持した(プレーオフで敗退)。
先発陣が苦しんでも昨季打率1位の打線が助けて勝ち星がつけば好循環を生む。
内川や松田、本多ら打線が奮起し岩崎や山田ら若手の成長や新垣の復活につなげることが、目標への条件になる。
先発陣からホールトン、和田、杉内の3人が移籍。
日本一チームとしては例を見ない戦力流出は、大きな痛手のはずだ。90~92年の西武を最後に出ていない連続日本一に必要なものを探る。
チーム初の連続日本一を狙うソフトバンクに、大きな困難が立ちはだかっている。
昨季の先発投手陣から19勝で最多勝のホールトンと8勝の杉内が巨人に、16勝の和田が大リーグに移籍。
昨季チームの88勝の約半分にあたる43勝を挙げた投手が一度にいなくなった。
連続日本一は難しく、90~92年3連覇の西武を最後に出ていない。その西武の91年の投手勝利数の流出は4勝、92年は0勝。
それ以前を含めて最多の22もの白星を失った97年ヤクルトは、翌98年は4位と戦力ダウンをカバーしきれなかった。
今季のソフトバンクは、その倍近い白星が流出。史上もっとも厳しいハンデを背負っている。
CSがあるとはいえ、日本一への最短ルートはリーグ3連覇。
今季は西武で昨季9勝の帆足、新外国人を3人補強した。だがその新戦力が不振で、先発投手の防御率は3・14と12球団中11位。
新戦力が計算できないなら、昨季から在籍する選手が踏ん張るしかない。昨季ほどの圧勝Vではなくても、5、6人が各5勝前後を上積みしなければ優勝には届かない。
ダイエー時代には日本一翌年の00年に11勝の工藤が移籍も、チーム打率を4位から2位に上げリーグ連覇。04年は松中が3冠王の活躍でリーグ戦1位を維持した(プレーオフで敗退)。
先発陣が苦しんでも昨季打率1位の打線が助けて勝ち星がつけば好循環を生む。
内川や松田、本多ら打線が奮起し岩崎や山田ら若手の成長や新垣の復活につなげることが、目標への条件になる。
後ろを見て生きるも一生、
前を見て生きるも一生。
どちらを選ぶか、
それは自分の考え方と行動ひとつだ。
前を見て生きるも一生。
どちらを選ぶか、
それは自分の考え方と行動ひとつだ。
