◆クライマックスシリーズ・パ ファイナルステージ第3戦 日本ハム4─2ソフトバンク(19日・札幌ドーム)
ソフトバンクの小久保に9回2死二塁の場面で、打席が回ってきた。最後の見せ場に「正直大きいのを狙いにいった」が、遊飛でゲームセットとともに現役生活に幕を下ろした。
6回の守備では悪送球で相手に追加点を与えた。主将としてチームを日本シリーズに導けなかったが「最後の最後まで真剣勝負で戦えたのが一番良かった。現役生活は大満足」と言い切った。
試合後は右翼付近で日本ハムの稲葉から花束を受け取り、両チームの選手らによって6度、宙に舞った。
「まさか胴上げをしてくれるとは。悔いはない。感謝の気持ちが湧き出た」と号泣した。