夢を追い、虎を去る-。阪神・藤川球児投手(32)が今季取得した海外フリーエージェント(FA)権を行使する意志を固めていることが3日、分かった。
代理人は団野村氏(55)とアーン・テレム氏(57)が務めることが判明。最強守護神が阪神を退団し、念願の大リーグに挑戦する。
14年に渡り、袖を通したタテジマを脱ぐ。長年、公言してきた夢を目指す。
守護神・藤川が熟慮の末、大きな決断を下した。今年4月に取得した海外FA権を行使する決意を固めていることが明らかになった。
本人はサンケイスポーツの取材に対し「いまはお答えできません。シーズンが終わったら、自分の権利なんで自分で判断します」と話したが、近い関係者によればシーズン終了後、球団にFA宣言する意向を伝えるという。
2007年オフに初めて、米球界への気持ちを吐露。ポスティングシステムの利用は認められなかったものの、初志貫徹した訴えに今回は阪神サイドも思いを尊重するとみられる。