甲子園一番乗り | VIPS〜Very Important Pieces of Sports〜確固不抜!信念を貫け!

VIPS〜Very Important Pieces of Sports〜確固不抜!信念を貫け!

この組織はスポーツ界の発展のために一人でも多くの選手と夢を共有していく組織!

野球塾、動作解析、トレーニング指導から栄養指導まで幅広く事業を行っています。

野球塾一期生に日本一、新人王の楽天則本!

野球塾Facebook
http://facebook.com/vipsmkbb

 第94回全国高校野球選手権沖縄大会決勝(15日、浦添商8-5沖縄尚学、沖縄セルラースタジアム那覇)

沖縄大会は決勝を行い、浦添商が沖縄尚学を8-5で下し、全国のトップを切って4年ぶり4度目の夏の甲子園出場を決めた。

前日の準決勝で延長サヨナラ勝ちの浦添商は、3度同点に追い付く粘りを見せ、八回に3点を奪って振り切った。

 いまや新たな野球どころとなった沖縄の決勝は、一歩も譲らぬ戦いになった。

だが2回戦で興南に九回サヨナラ勝ち、前日14日の準決勝でも延長十四回サヨナラ勝ちで前原を振り切った「粘りの浦添商」の底力は本物だった。

 一回にプロ注目の沖縄尚学・上間祐輔三塁手(3年)に本塁打を許した。だがその裏、右翼で先発した宮里泰悠投手(3年)が反撃の本塁打を放つなど、同点に追いつく。

「『リードされても諦めるな』と言い続けてきた。実践してくれて感無量」と宮良高雅監督。

六回にこの日3度目の同点に追い付いた。そして5-5で迎えた八回。4番・呉屋良拓左翼手(3年)の二塁打などで一死満塁とし、失策と野選で3点を勝ち越した。

 投げては、先発したプロ注目右腕の照屋光投手(3年)を、五回途中からリリーフした宮里が、帽子が飛ぶほどの気迫あふれる投球を披露。

沖縄尚学打線を1安打に抑え込んで、逆転勝利を引き寄せた。宮里は「点を取ってくれると信じていた」と笑顔を満開にした。

 前回2008年夏の甲子園では、好投手の伊波翔悟(現沖縄電力)らを擁してベスト4に進出。

1997年夏も4強入りしている。就任2年目でチームを聖地に導いた宮良監督は「甲子園では4強以上を目指す」と、先輩たちに追いつき、追い越すことを誓った。