第83回都市対抗野球大会(毎日新聞社、日本野球連盟主催)は13日、東京ドームで開幕した。
昨年は東日本大震災の影響で初めて大阪で開かれたため、2年ぶりの東京開催。7月に行われるのは11年ぶり。
前回大会覇者で推薦出場の東京都・JR東日本と、各地区の予選を勝ち抜いた31代表の計32チームが優勝旗の黒獅子旗を目指し、12日間にわたって熱戦を展開する。
開会式では、日本野球連盟の市野紀生会長が「社会人野球チームも震災の影響と無縁ではなく、東北の一日も早い復興を支援したい」とあいさつ。
東京都・JR東日本の斎藤達則主将が「厳しい予選を勝ち抜いてきた仲間と社会人野球の聖地に再び立てたことは本当に幸せです。チーム一丸となった全力プレーをスタンドと一体となって繰り広げ、都市対抗の新たなページを彩ることを誓います」と選手宣誓した。