楽天が中学1年の「金の卵」を密着マークだ。
星野仙一監督(65)は2日、6月30日の全日本リトルリーグ野球選手権大会1回戦で史上初の全18奪三振の完全試合を達成した、仙台東・伊藤英二投手(西山中1年)の快挙を称賛。
「すごいな。全部三振か! ええやないか、そういう若い子が出てくるのは」。地域密着を掲げる球団は地元の有望株に熱視線を送っている。
楽天は過去、JR東日本東北のソフトバンク・摂津、東北学院大の西武・岸など東北出身の実力派を獲得し損ねてきた。
三木谷会長がユース構想を持つなど球団は東北の少年野球の発展にも力を入れていく方針で、163センチ、68キロの12歳右腕の成長を入念に調査していく。