2500安打の達成に、イチローの言葉には安堵と感慨が入り交じった。
-達成した感想は。
「(殿堂入り選手のロベルト・)アロマーが2500を打ったとき、『とんでもない数字だな』と思った記憶がある。そこまで来たことに感慨深いものがある」
-なぜアロマーの記録が浮かんだのか。
「こちらに来て、(当時インディアンスの二遊間だった)アロマーとビスケルが一番野球のうまい選手という印象だったから。(メジャーでは)野球がうまい人はなかなかいないと思うので」
-達成した一回は敵地のファンから拍手を受けた。
「何となく反応があったのは感じていましたが、あれくらいで僕がリアクションをするのもちょっと変という判断でした」