レンジャーズ4-1アスレチックス(16日、アーリントン)
レンジャーズのダルビッシュが八回二死まで投げ、4安打、7奪三振、2四球、1失点、118球の好投で、両リーグトップタイに並ぶ6勝目(1敗)を挙げた。
これまで青いユニホーム、帽子のダルビッシュだったが、この日は初めて赤いユニホーム、帽子でマウンドに。しかし変わったのはユニホームの色だけではなかった。
立ち上がりから制球を重視したのか、いつものような躍動感あふれる投球フォームではなく、力を抜いた脱力投法。
初回、先頭のウィークスにフルカウントから三塁線を破られる二塁打で出塁され、遊ゴロの間に三進。レディックの中犠飛で先制を許した。
それでも失点はこれだけで、二回以降は三塁も踏ませない全く危なげのない投球。脱力投法ながら、三振7個のうち、4つは直球系で奪った。
強力打線は五回、ベルトレが7号2ランを右翼席に叩きこみ逆転し、さらに2点を追加して4点を援護。
ダルビッシュは八回、先頭のバートンに四球を与え、二死までこぎつけたが、1番のウィークスに左前打を打たれたところで降板。観客の「ユー」コールに右手を上げて応えた。