右肘手術からの復帰を目指す米大リーグ、レッドソックスの松坂大輔投手(31)が7日、ロードアイランド州ポータケットで3度目の公式戦となる傘下の3Aポータケットの試合に先発し、4回2/3を2安打無失点だった。87球で、3四球、4三振。
松坂は手術後、日々状態が違うという右肘が重かったそうで、やや制球に苦しみ、速球は最速92マイル(約148キロ)。
五回2死から二塁打と四球で一、二塁とされたところで予定の球数に達して降板した。
それでも無失点の結果に「いかに状態が良くない時にいい内容を残せるかだと思うので、そういう意味ではいい日だった」
チームの不振でメジャーへの早期復帰を期待されているが「上がる前に、きょう降板したような場面でもう1人、2人投げたい。より完璧な状態に近づけてから戻りたい」と語った。
松坂は1A、2Aで1試合ずつ投げ、今回が初の3A。
悪天候や前回登板後に訴えた首の張りを考慮して中8日空けて投げた。
次回は12日に3Aポータケットの試合で登板する予定。