法政 三嶋 東京六大学野球リーグ第2週第1日(21日、法大2-1立大、神宮)法大が三嶋の力投で接戦を制した。リードしながら10残塁と追加点が奪えず苦しい展開だったが、金光監督の「こういう試合に勝って初めてエースだ」との言葉に見事に応えた。今季初勝利の右腕は「絶対に勝ちにいくという気持ちだった」と充実感をにじませた。 持ち味の速球は九回にも140キロ台を計測。五回まで走者を一人も出さず、六回に初安打を許したが「1本出てからが勝負と思っていた。自分の投球をすることだけを考えた」と粘り強く投げ抜いた。