東日本大震災復興試合として、10日に台湾代表と対戦するプロ野球の日本代表「侍ジャパン」が9日、東京ドームで始動した。
今年から常設化される日本代表にとって初陣で、指揮を執るソフトバンクの秋山監督は先発投手に田中(楽天)を指名した。
秋山監督は「初めての侍ジャパンのユニホームで、身が引き締まる思い。
台湾代表はそう簡単には勝たせてくれないだろうが、頑張りたい」と意気込みを語った。
捕手は嶋が務め、被災地の仙台を本拠地とする楽天コンビでスタート。
田中は「日本代表のメンバーとして先発をしたことがない。日の丸の重みを感じながら、被災地の方や野球ファンにいい姿を見せられるようにしたい」と抱負を述べた。
初めて代表入りした斎藤(日本ハム)は「誇りに思う。百パーセントの力を出したい」、新井(阪神)は「真剣にプレーする姿を見てほしい」と話した。